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2012/01/12

◆「電子版マンガが急拡大」とこの日の朝日新聞朝刊が報じた。国内最大級の電子書店「イーブックジャパン」の運営会社の品揃えが約5.2万タイトルあるうちの約8割がマンガだという。2011年の売れ行きランキング10位までが並んでいた。なかで、さいとう・たかおの「ゴルゴ13」が4位だったという。

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◆1960年代後半、筆者がまだ学生時代に連載が開始されたものだ。神田駿河台にあった大学の部室から歩いて1分のところにありいつも入り浸っていた(今も、名前や店こそ違うが同じ場所にある・・)喫茶店で週刊マンガ雑誌を読んでいた。もっとも、「巨人の星」や「あしたのジョー」は毎号茶店に届くのが待ちどうしかったが、「ゴルゴ」はほどなく関心の外に消えていったが・・。「ニヒルでいかつく、そして、群れない」ゴルゴは大学闘争時代の学生にも人気があった。しかし、その喫茶店では、ゴルゴが「職業として戦う」のに対して、「個が選んだ運命として戦う」梶原一騎原作のスポーツ漫画の面白さが勝った。

◆もっとも、電子版マンガを見ようとは思わない。当時、見逃した「あしたのジョー」、「巨人の星」を求めて中央線沿線や川崎、横浜の古書店巡りをした。「週刊少年マガジン」を見つけ出しては分解し、自分でマンガ本として合本して読んでいた。同様に、今も、手触りや目でみた紙の感じ、本の感触などを味わいながら読むのが好きだ。明るすぎる電子版よりも、シミさえ付いて時代を感じさせるような紙のほうがなんたっていい!

◆さて、東京だけでなく世界のマーケットはリスク回避の動きが続いている。2〜4月のイタリア国債の大量償還(1400億ユーロ強=13.8兆円強)到来を控え、ユーロ最大の資産大国ドイツの姿勢が変わらないことが刃となって、ユーロ各国から日欧米の金融市場に突き刺さっているのだから、当然か。「買いは遅く、売りは早く」が足元相場となっており、東京市場では、300円以下の低位材料株物色が続いている。この日の値上がり率トップ10は300円台の銘柄が1、あとは2ケタから200円台だった。前日は900円台、300円台の銘柄がひとつづつで残り8銘柄が100〜200円台だった。

◆さて、前号で記したコスモス薬品(3349)が8万株弱と昨年8月以来の出来高で大幅反落した。前号で記した12月度既存店売上高好調は材料視されず、株価が4000円台乗せしていたこともあって、好材料出尽くし感が優勢となったもの。加えて、11日に東証がTOPIX浮動株比率の定期見直しの結果を発表したが、同社は浮動比率が引き下げられ、TOPIX連動ファンドなどによる売り圧力が高まる可能性があるとみた売りが出たようだ。もっとも、同社の投信保有株比率は3.5%、70万株程度だ。調整場面で、26週移動平均線や52週線に下支えされた中勢上昇基調が崩れない限り、高利益率のPER11倍台銘柄を見直す動きは続くとみている。●また、当欄注目の大塚HD(4578)は2200円台が上場来高値圏とあって、ゆっくりとした上昇基調がピッチを上げそうにない。しかし、薬価引下げ、主力である抗精神病薬の後継薬開発への期待感、来13年3月期連結業績も続伸見通しにあることから、下値は限定的とみる。26週線、52週前後から買うか、それとも、全般ナダレ相場時をじっと待って買い場を探すか!? 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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