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2009/11/25

◆日経平均は40円高の9441円と6日ぶりに反発した。24日の米国株は、26日の感謝祭を控えた薄商いのなか、第3四半期GDP改定値で個人消費の伸びが予想を下回ったことから、小安い動きとなった。また、東京市場ではマンション分譲大手の穴吹工務店(高松市)が経営破たんしたことを受け、不動産・金融株が下げた。しかし、円が強含むなかも、朝寄り付き前に発表された10月の貿易収支で日本の輸出額の対前年比減少率が連続で縮小したことを背景に、輸送用機器がTOPIX業種別値上り率トップとなるなど輸出株が相場を牽引、久々に上げに転じた。

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◆ユニチャーム(8113)が250円高の8770円と高値引けで3日続伸。10月30日の上場来高値を更新し、8月末以来の上値関門だった8500円前後をクリア、一気に、9000円台相場入りが期待できる格好となってきた。ここは、ロスカット価格を決め、買うところだと見る。国内では需要減による内需不振が続くが、海外事業の成長による業容拡大が続いている同社株を見直す買いが一段と広がっていくのではないか。同社の今3月期連結営業利益は予想を42億円上回る前期比22%増の427億円に増額修正済み。配当は、年間70円とし前期の54円から引き上げた。同社は愛媛県の紙の街(現在の四国中央市)から生まれてきた。ベビー用並びに高齢者用紙おむつ、生理用品、ペット用品など不織布でできた液体吸収体を中心としたビジネスを展開しており、先行したアジアに続き欧州でも展開するなど海外が業績拡大を牽引、内需不振の中も利益高成長が続くだけに、狙い目は十分ある。■同様に中国をはじめアジア市場で存在感が高まっている資生堂(4911)も注目しよう。3月に付けた04年2月以来安値1233円を基点に、月足ベースでの上昇基調が続いている。4月の年初来高値1731円が「目の上のたんこぶ」だが、きょうは1714円まで買われ、4月高値突破は目前だ。10月最終週に週足ベースの各移動平均線全て上抜いており、26日には26週移動平均線が下落基調の52週線を上抜くゴールデンクロスが示現する見通しにある。

◆また、食品加工卸大手の加藤産業(9869)は8月以来の上値ネックラインだった1600円台前半をクリア。新たな相場入りを予感させる格好となっている。今10年9月期連結業績予想は小幅増収増益と慎重だが、量販店向け内食関連が堅調なうえ、配送効率化などで増益幅の拡大が期待できそうだ。今期予想PER14倍台と放置されているのは市場認知度が低いことが主因。だが、株価は上げ下げしつつも下値が切り上がっていることが魅力だ。飛びつき買いは避ける必要はあるが、1600円台はそれほど無理のない買い水準とみる。

◆大学発バイオベンチャーのアンジェスMG(4563)がストップ高でこの日の取引を終えた。25日11時に「虚血性疾患治療剤の欧米グローバル第3相臨床試験に関して、米国食品医薬品局とSPA(特別プロトコール査定)を合意した」と発表したことが主因。同社が、「『コラテジェン』の米国市場でのすみやかな上市が可能になるものと期待している」とコメントしたことから、先行きの業績への寄与を期待した個人投資家など短期資金の買いが膨らんだものだ。数日間好人気となるようだと面白い相場となるのだが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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