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2010/12/30

◆大納会の日の朝、最寄り駅に向かう桜並木道は、葉を落としきった古木が寒々しく並んでいた。冬芽が膨らむのはあと2カ月以上後のことだ。駐輪所に並ぶ自転車もまばらなら、電車も人影は少ない。いつものラッシュ風景とは異なり、歩くのも自然ゆっくりとなり、余所見をしながら、のんびりと乗り換えをする・・。

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◆2010年大納会の日経平均は前日比115円安の1万228円と前日の上げ幅の倍超反落した。昨年大納会比では317円の下げだ。前週末からの低水準の商いが続くなか、円が1ドル=81円台前半へと9日続伸したことから輸出関連株が反落し、中国で、11年も不動産価格の抑制策を強化するとの政策当局発表があり不動産、金融株が下落した流れを受け、金融・不動産株も下落。直近で全般相場がもみ合う展開となっていたことも重なり、日経225種指数採用銘柄は209銘柄、93%が下げ、TOPIX業種別株価指数も前日とは逆に全33業種が揃って下げた・・。29日のNYダウは終値ベースで今年最高値だったのとは大違いで、日経平均は前年を下回った。それでも、各論、つまり、個別銘柄では、戦うべき時があったし、一歩、引いて待って、次に備える時間も備えてくれた。桜が美しく咲くのは、寒風の中をやがて花となる冬芽として過ごすからであり、寒さが緩んだままでは発色は満足なものとはならない。

◆新年に入っても、まだ、自力走行する力に乏しい日本株、東京市場は変わりそうにないが、足元ではその時を待って、せわしなく、足を動かす鍛錬を続けていこう。つまり、個別銘柄をじっくり観察=ウォッチングした後、投資することにしよう。個別の材料をチェックするのは当然であり、羅針盤はテクニカル、チャートとしよう。

◆いったん、当欄注目として銘柄は、基本的には中期投資を狙っているものだ。が、材料株の短期投資も折々挟んでもいる。もちろん、先走りで失敗することや後追いで失敗することも多い。が、トータルでは時間をかけた分、それなりに大きなリターンを得ることを狙っている。●スクリン(7735)は、長期的には、まだ、下落基調にある。しかし、09年3月の109円は上場来安値から上値追いが続いている。そして、前日高値584円は08年1月以来ほぼ3年ぶり高値だが、まだ、600円割れ水準とも言える。調整相場は8月にかけて1度だけあったきりであり、まだ、上値を残していると見ている。しばらくウォッチングし、「急落シーンを待ち、その後、じり高基調に入ってから買っていく」を基本姿勢とし、後は、臨機応変で、「買い」向かっていくべきか。■新年も、日本調剤(3341)など後発医薬品の製造・販売関連株。●今秋は800円台後半を突破しきれなかった後発医薬バイオで先駆の日化薬(4272)の900円台回復後の相場に引き続き期待。●ウェザニュズ(4825)は年末高となったことでいったん手を引き、大き目の調整を見、切り返しの動きとなってから出たい。年初から上に放れた時はさすがだ!と手をたたきつつ見送ろう。●もちろん、マクドナルド(2702)、メッセージ(2400)、タムロン(7740)、ホトニクス(6965)、サイバー(4751)、戸田工(4100)・・などへの期待は大きい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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