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2014/12/08

◆8日、12月第2週初めの東京市場で日経平均株価は前週末比15円19銭高の1万7935円64銭と7日続伸し6日連続で年初来高値を更新した。前週末、発表された米11月雇用統計が市場予想を上回る改善となり景気拡大期待が高まりNYダウ、SP500指数はそろって2日ぶりに最高値を更新した。米FRBの利上げが早まるとの見方から日米金利差が拡大、円は海外で大幅下落、東京外為市場でも大幅に7日続落してスタート、対ユーロでも続落。輸出関連を中心に買いが先行し、寄り付きで1万8004円66銭と2007年7月24日以来の1万8000円台を付けた。ただ、その後は、円が伸び悩み、高値警戒感から1万8000円台を割り込み、上値の重い動きが続いた。■業種別株価指数は全33業種中18業種が上げ、15業種が下落・・と分かれたが、なお買い意欲が勝った格好で7日連続値上がり業種が勝った。値上がり率1位はゴム製品で1.53%高と7連騰、3位輸送用機器0.70%高、そして、9位機械0.46%高を挟み、10位ガラス土石0.45%高と自動車絡みを中心に輸出関連セクターが上位となった。6日付け日本経済新聞が「トヨタ(7203)は燃料電池車(FCV)「MIRAIミライ」の年産能力を2015年末に現在の3倍に引上げる」と報じたことが関連銘柄物色が続いた。現在年産能力は700台、発売開始の15日までに年産能力を超える受注が見込まれると伝え、15年夏からの米欧への輸出台数の確保も必要となると報じた。トヨタは7873円と7連騰し、07年2月最高値8350円が射程圏内に入りつつある。 そして、値上がり率2位には金や非鉄市況安にも1.05%高と4日続伸した非鉄金属、また、5日NY原油先物が約5年ぶりに1バレル=65ドル台に下落したものの石油・石炭は0.56%高で8位に入った。一方、鉱業は1.25%の続落で値下がり率1位となった。値下がり率2位には水産・農林業が1.24%の反落で続き、3位その他製造1.05%の反落、4位保険は0.71%の3日ぶり反落、5位ガス・電気は0.70%安の反落・・。

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◆東レ(3402)は変わらずを挟み7日ぶりに小反落となったが、一時、999.8円と2日にぶりに年初来高値を更新し、06年7月以来の4ケタ台回復が目前となる場面があった。、6日付け日本経済新聞朝刊が「5日、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の部品工場で建設していた新棟が稼働し始めた。自動車などに使うCFRP部品の受注拡大を目指す」と報じたことが材料視されたようだ。報道では、「CFRP部品製造販売子会社の工場を拡張、作業スペースを従来の2.5倍とした。炭素繊維と樹脂の複合材を熱で固める炉や塗装機などを導入、年間30件程度だった受注が60件に急増、新棟の稼働に伴い幅広い内容の依頼に対応することができる」という。なお、トヨタのFCV「ミライ」のタンク部材として同社や●三菱ケミHD(4188)がCFRPなどを供給すると伝えた。■水素関連事業の第一人者岩谷産(8088)株は2011年3月東日本大震災時の安値183円を基点とした中長期上昇基調にあり、11月に892円の1991年11月以来ほぼ13年ぶり高値水準となってきた。1年半前後のボックス相場からの上放れの機を窺う●大阪ガス(9532)とともに改めて注目していたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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