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2013/01/22

◆日経平均株価は前日比37円安の1万709円と小幅に続落した。この日午後、2日間の日銀金融政策決定会合が終了した後、1万660円だった日経平均は30分弱後の13時前には150円高の1万850円台に上昇した。しかし、神経質な攻防戦は20分ほどで決着。13時半過ぎにはこの日安値1万615円まで下落。その後やや持ち直しての大引けとなった。■日銀は金融政策決定会合後、2%の物価上昇率目標設定や政府と共同でデフレ脱却に向け金融緩和策を継続する・・と発表した。しかし、円は、1ドル=90円台前半に下げる場面があったものの、緩和策にサプライズはないとの見方から89円へと続伸に転じた。対ユーロでも続伸した。株価は小幅な続落だが、出来高は前日比6億株超増の39.1億株強に脹らんだ。前日に続き、「円を買って、株式を売る」ヘッジファンドの裁定取引解消の商いが弾んだとの見方が正解であろう。ヘッジファンドがこれまで売ってきた円の規模及び買ってきた株式がどのくらいの規模に積み上がったのか?は不明だが、引き続き、政府・日銀の動きがヘッジファンドの投資を左右し、円相場と株式相場の方向が決っていく・・。

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◆当欄の直近紹介銘柄は、円相場や全般相場の動きと若干異なった非主流系が多い。きょうは輸出関連の紹介だが、いずれも独自の技術で収益を伸ばしてきた企業であり、永年、注目してきた銘柄群だ。●例えば、検体検査機器の世界大手で中国、アジアなど先進国の後を追う各国の医療環境の改善に貢献するシスメックス(6869)だ。15日に株式分割考慮後の最高値4490円を付けたばかりで、PER割高感は強い。しかし、テクニカル面は、昨年2月以降26週移動平均線沿いの上昇基調にある。昨年1月安値2387円から2000円高したことで、利益確定売りが出やすくなっている。が、ひとの命に関する環境つくりを手掛ける同社の各国評価は高い。全体相場の波乱場面を待ちウォッチングを継続する。●アンリツ(6754)は第3世代携帯電話のデータ通信を高速化した規格「LTE」向け計測器で先行。スマホ製造用計測器が伸張。今3月期連結経常利益も2ケタ伸張予想と、08年3月期に赤字転落した後は快走が続いている。株価もまた、08年10月リーマン・ショック時に172円と1975年以来33年ぶり安値を付けて大底を打った。そこからこの日高値1157円まで浮上した。02年4月以来の高値だが、09年2月に191円の二番底を付けた後は、26週移動平均線及び52週線沿いの美しいというべき上昇基調を描いてきた。直近で収益が様変わりに拡大したことで、利益の伸び率低下懸念は残るものの、世界の携帯技術の進化を背景に収益は拡大基調にある。予想PERは14倍台割れであり、投資判断「強気」を継続する。■プリマハム(2281)は前日付けた昨年4月以来の高値162円から157円引けと反落。100円台の低位株ということで目先狙いの思惑買いが入りやすいが、収益が様変わりに好転し始める今は、「あわてず、押さば買え、52週線接近ならば強気で買え。昨年4月高値164円をクリアした後は追撃買い」の姿勢で臨みたいものだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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