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2013/03/05

◆結局、世界のマーケットはアメリカの手の内にある?と言うよりも、FRB(米連邦準備制度理事会)の超金融緩和があればこその好展開である。4日に過去最高値にあと30ドルに迫ったNYダウは、金融緩和策継続を主とし、「米歳出強制削減問題は、利益確定売りの材料とはなっても、長期的には上昇基調が途絶える材料にはならない」と日経電子版で月初に語っていたのは、ちょうど20年前、中国の台頭を受け、大手証券の調査役や今も現役の株式評論家など7人が毎月会合を持ち、ゲストに中国事情を報告してもらい、また、それぞれの見方を披露する会合のメンバーの一人だった。その後、転職したりリタイアーしたりしているが、依然、多くが現役のようで、ネット、雑誌、新聞などで知った顔が出れば、見たり、読んだりして、変わったところ、変わらない語り口を楽しみとし、参考にさせてもらっている。友は良き哉!■「安倍のミクス」も結局、FRBの大胆な金融緩和策が長期にわたっていることがあればこそ、と指摘するストラテジストもいて、これもまた、良き哉である。

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◆この日、朝方こそ買いが先行した土地持ち・含み資産持ち企業の株価は、後場、利益確定売りに失速。前号で記した片倉工(3001)は朝方に1075円と09年10月以来の4ケタ台回復、1000円ちょうどで終了した。今回、国会での日銀総裁予定・黒田氏所信聴取が始まっての突如の急人気だったが、株価は、2月に800円までダメ押しをいれ。再び上昇基調入りし(その頃の出来高は1日10万株未満)、先週から再度上昇に弾みが付いたもの。ジリジリと下値を切り上げていたころが、肝心要だった。4ケタ回復で、調整色を強めそうだが、米の金融緩和継続と日銀の正副総裁交代に伴う米国型量的緩和策が本格的に始まるならば、今回の不動産・含み資産関連株相場は、その第1段とみることが出来る。短期筋の投げが出る頃まで波乱も、ウォッチングを継続し、その時を待ちたい。■もっとも、当欄は内需関連株やスマホ広告関連などネットがらみ株、そして、独自の海外展開で円安は追い風のひとつである企業群、例えば、当欄では常連のシスメックス(6869)、浜松ホトニクス(6965)、さらには、輸出比率5割で円安が追い風となる大塚HD(4578)もそうだ。同社は統合失調症治療剤「エビリファイ」が業績を牽引し、薬価引き下げを吸収し、09年3月期に連結決算制度を導入して以降、今13年3月期で4期連続2ケタ経常増益かつ最高益更新見通しにある。しかし、今期予想PERは15倍台後半にとどまり、武田の25倍台、第一三共の24倍台と比較しいかにも割安感は強い。これまで指摘してきたように評価余地は依然、大であろう。■内需関連では、プリマハム(2281)は200円割れ終値だが、しばらく、200円台定着戦が続きそうだ。が、下値は拾いたい。また、加工食品卸売大手の三菱食品(7451)、加藤産業(9869)とも昨年来高値を更新!日本の食の味の裏方・アリアケジャパン(2815)はノンストップの上昇基調から、いったん、天井足?突っ込みを待ちたい。  

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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