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2011/03/18

◆東日本大地震から1週間目を迎えた3月第3週末の株式市場で、原発・円高懸念がやややわらぎ、日経平均は244円高の9206円と急反騰。海外で日本の原発問題が話題となるなか直近で大きく売り込まれていたうえ、福島原発への放水活動が始まったことから原発事故への警戒感がやや和らぎ買い戻しが膨らみ17日の欧州株は7日ぶりに、米国株が4日ぶりに急反発した。加えて、主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁が18日朝、過度な円高に対応するため、円売り協調介入することで合意。さっそく、日銀が朝9時に介入したことから、円は夕方5時までに対ドルで81円台後半へと5日ぶりに2円以上急反落、対ユーロでも115円台前半へと5円近い4日ぶり反落と下げ幅を拡大したことも重なり、TOPIX業種別株価指数は全33業種が2日ぶりにそろって上昇した。週明けは戻りを試す動きが続こう。

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◆しかし、「震災前と震災後の風景は一変してしまった」。やれやれの戻り待ちの売りをどうこなすか?まず、前週末終値の1万254円と今週始まり値1万44円の間にある「窓」と呼ばれる「闇」を乗り越え必要がある。もっとも、210円幅で簡単にクリアできる可能性は高い。週明け後も、世界のマーケットは原発事故処理が最大のポイントとして見守ることになる。当然、うまくいかねば「非常事態」を招くことになる。韓国に来て!との電話が韓国から妻に毎日かかってくるが、悲痛な訴えだという・・。■日経平均と同様に、個別銘柄のチャートも、地震前と後では亀裂が走っている。いわゆる「窓埋め」はそう難しくなさそうだ。が、もし、そうだとしても、さらに、上値を追うことが出来るのはそう多くはないはず・・。つまり、「戻り売り」銘柄は多いと見るべきであろう。超短期張りか、戻り売りを優先すべきか。当然のことだが、世界の目が一点に集中している「福島原発」処理がポイントとなる。次第に楽観が膨らむ方向に進むか、失意に変わってしまうかによって、相場は変わってしまう。当欄で記してきた銘柄もまた例外ではありえない。

◆今週、当欄で記したのは筆者年間注目株のマクドナルド(2702)、04年の当欄スタートまもない夏に推奨銘柄で07年夏まで紹介した新日石系の石油精製プランと補修の新興プラン(6379)、入居時の一時金など不要で年金の範囲内で済ますことが出来る高齢者専用賃貸住宅「Cアミーユ」による業容拡大が期待されるメッセージ(2400)、今は開発先行で赤字が続くが再生医療への夢の実現に期待したいセルシード(7776)しかない。なかで、きょう一時912円と急騰し2月高値を突破し、昨年4月以来の高値で終ったのは新興プラン。週明けが買い先行でなければいいのだが・・。マクドナルドは週足が277円の陽線だが、52週線を割り込んだのは痛い。来週、52週線回復し安定ならば、最良だが・・、いったん、戻り売りか。メッセージは52週線をクリアし26週線を回復する場面があった。52週線が死守できれば買い増しも・・。セルシードは895円まで下げ、きょう1430円まであって、1406円引け。だが、200円強の週足の「窓」が目先、嫌な感じ。●我が愛媛・松山の工場拡張が今夏完了予定のエヌピーシー(6255)が手がける太陽電池製造装置はポスト原発として今週大陽線!6週線から52週線をまとめて突破した。100株だけ打診買いし、様子をみたい。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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