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2012/08/24

◆8月第4週末、日経平均株価は前日比107円安の9070円と急反落。23日の欧州市場では、ギリシャの財政緊縮策延長に関して、やはりドイツが否定的な見方を示したことが嫌気され、英国市場を除くユーロ圏株式相場がそろって続急落した。米国ではFRBの追加金融緩和に対し地方連銀総裁が否定的な発言をしたことから、NYダウが115ドルと大幅かつ4日続落した。アジア時間でも、上海総合指数をはじめアジア株がそろって下げたことも重なり、日経平均は9000円台を維持したものの下げが急となった。幸い、6月の年初来安値8238円から7月4日高値9136円まで上昇したところで、26週線に上値を押さえられ反落した。しかし、7月25日に付けた8328円を二番底とし今週初め20日に9222円まで上昇。7月の戻り高値を90円弱上抜いた。7月に続き、また、終値では中期相場を示唆する26週線を割り込んでしまったものの。小さな希望の芽が見つかった?

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◆もっとも、欧州債務問題と米国の追加金融緩和問題が期待を裏切る方向に進んでしまえば、そんな小さな希望の芽などは掻き消えていってしまうだが・・。もはや、日本の経済統計発表は株価の表面をかき回すだけの存在になり下がった?株式市場のプレーヤーは売買シェアの3分の2から7割を占める海外投資家なのだから、そうなってしまうのだが・・。欧州債務問題は結局、ドイツの動き次第となっている。米国では米大統領選が27日開催の共和党全国大会(タンパベイ〜30日)から本格スタートとなる。共和党からはバーナンキFRB議長の再任はないとの声が伝わっており、金融緩和策期待を裏切る?

◆当欄銘柄では検体検査機器の世界大手シスメックス(6869)は8月3600円台突破に挑戦もクリアしきれないでいる。もっとも、5週線がどこまでサポートしていくのか、13週線や26週線がちゃんと下値を支えるのかまだ不明ではあるが、株式分割落ち修正後チャートは長期上昇基調にあり、全体波乱相場の「下げっぷり」に注目しウォッチングを続けていこう。●また、セブン&アイ(3382)は内需関連の主役銘柄のひとつであり、昨年3月のHD化後最安値1755円を基点とした上昇基調銘転換柄だ。引き続き、海外安から26週線線に向かって急落してくる場面から拾っていきたい。●21日号にも記した物語コーポ(3097)は1502円と1500円台乗せで終了し、5月の年初来高値1506円は目前。昨年6月高値1560円(株式分割落ち考慮後では過去最高値だ)をうかがう格好となっている。きちんと見守っている投資家は多くはないが、食べ放題焼肉店「きんぐ」の月次売上高はすこぶる順調だ。7月度は前年同月比11.1%増と2カ月連続で2ケタ伸張。「丸亀製麺」のトリドール(3397)は5.2%減と5月度からマイナスに転じかつ、マイナス幅が拡大。牛丼店「すき家」を展開するゼンショー(7550)は1月度からマイナスが続き、7月度は8.5%減・・と外食の苦戦が続くなかも、物語コーポは好調が続く。買い場を探しつつウォッチングを続けたい。1500円とび台クリア後の相場に期待しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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