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2008/06/25

◆低位思惑株ともいえる銘柄群まで重箱の隅のすみまで食い散らかすように環境関連という名の下に買い人気が広がった環境関連株だが高値波乱に転じたようだ。また、新日鉄、三菱重の大型主力株、商社、非鉄金属、海運など資源関連株の軟調展開が続き、年初来最低水準の薄商いが続いている。しかし、それにもかかわらず、6月6日の年初来高値から下げてはいるものの日経平均株価の下げ渋りが目立つ。日経平均、TOPIXとも4月中旬以降、<下値を75日移動平均線が支え、上値には200日線が重しとなるボックス相場が続いている>。一方、アジア市場は、ハイパーインフレに株価がぼろぼろになってしまったベトナムに続き、中国、インドの両新興大国がインフレ懸念・金利上昇、設備投資抑制などを背景に、昨秋、年初につけたばかりの過去最高値から、半値以下とか大幅安に売られていることを考え合わせれば、安値を模索した後、下げ幅を縮小する日々が続いている日本株は腰が強いというべきか。■米国では住宅価格の下落が加速し、銀行の資産劣化は止まらず、体力の衰えた米銀など金融機関に対する危機感が高まっている。24〜25日開催のFOMC後に「インフレ懸念」があるなか、利上げも利下げも出来ない環境となっており、金融当局の選択肢が狭まっている。■当欄では、5月下旬から「3月安値からの世界同時ゆり戻し相場は少なくとも短期調整期に入った」と指摘してきた。燃料電池車関連株の新神戸電機(6934)、原発関連株の主役・日製鋼(5631)など環境関連主力株は中・長期強気を継続している。が、今週に入りラッパを吹きやめた。ただ、思惑材料色が強い銘柄は信用需給・チャートチェックを経て、目先波乱時には突っ込み買いとしており。太陽電池切断装置の東京製綱(5981)は、信用需給が俄然拡大均衡してきた仕手材料株として注目すべきであろう、また、日本化学(4092)、中外炉(1964)は妙味十分とみるが、日本化学は深押しを待つべきか、中外炉は省エネ・脱炭素化関連株として、もう一段上を目指し強気を継続したい。

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◆引き続き、「長期下落後に、なべ底を形成。下値を切り上げつつある」チャート好転銘柄をピックアップしたい。「今は不人気だが、業績・材料面が後押しする割安株」がいい。急反落してしまったニチダイ(6467・ジャス)は、4月に二番底を確認。今期営業益横ばいも1株益62円でPERは7倍台だ。ステンレス金網を重ね接合する積層焼結技術を高く評価している。●1株当り特許で割安感が強く、海外アカデミーでも高評価のオリ酵母工(2891・東2)のじり高、中長期線がゴールデンクロスしたばかりの荏原ユージ(4975)、●下値切り上げが続くサンワテクノ(8137)は薄商いではあるが動意付いたここから追撃買いしたい。●環境・健康志向から自転車が見直され業績伸長の自転車販売チェーンあさひ(3333)は下値切り上げから、1500円台後半〜1800円の昨年相場のボックス圏に突入を図る動きにある。押し目は拾いたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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