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2015/06/12

◆6月第2週末の東京市場で、日経平均株価は前日比24円11銭高の2万407円08銭と続伸した。前週末から続落基調となり10日には2万16円32銭と2万円台維持を試す場面があったが、この日も、買い先行後はマイナス圏入りをしばしば見る展開となり、日銀の上場投信(ETF)買い期待もあって引けにかけ切り返し、小幅ながら2週連続上昇となった。ただ、株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出日だったが、算出価格2万0473円83銭には届かなかった。また、出来高も26億840万株と前日比5.65億株増となったものの、ただ、前回3月13日SQ算出時の31.98億株比では大幅に減少した。買い疲れれて様子見?■11日の欧米株式はそろって続伸した。もっとも、IMF(国際通貨基金)はギリシャ支援を巡る交渉を中断すると発表した。「債権者側は従来、ギリシャとの合意期限を今月14日としていた。支援プログラムが失効する6月末に先立ち、合意内容が一部の国で議会承認される必要がある」ためだ。しかし、「トゥスクEU大統領は、18日のユーロ圏財務相会合が決着の場になると述べ、期限を先延ばしした」、「ドイツ政府がギリシャのデフォルト(債務不履行)の準備をしている」となどと伝わったものの、SQを終り、若干円ジリ高展開となるなか引け前にプラス圏入りした。デッドラインの上のギリシャを巡る動きが無視されるわけではなく、素知らぬ顔もできない。が、良い結果を待望しつつ、最悪時は欧米のみならず日本にもさまざまなかたちで火花は飛んでくる!如何に?といってもせんなかるまい。

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◆4月にカジノ関連株として紹介のディスプレー大手丹青社(9743)が8日、9日の4ケタ割れから復活した。9日発表の今16年2月期第1四半期(2〜4月)連結決算で、売上高が前年同期比10.6%増231.1億円、営業利益10.5%増の23.68億円と2ケタ増収増益だことら買い先行となった。ショッピングセンターやインバウンド効果によるホテル改装などの案件を多数手掛けたことが寄与した。加え、7月31日末に1対1.5の株式分割実施発表が後押しした格好となった。続く、今16年1月期通期予想は、売上高が前期比4.9%増の665億円、営業利益は14.5%減の23.5億円との従来予想を据え置いたが、増額期待の買いが入ったもよう。週明けは利益確定売りが先行しそうだが、14年3月安値336円を起点した中勢上昇基調にある。突っ込み場面を拾いたい。■三越伊勢丹(3099)が2081円と反落し4週間ぶりに下げた。5月1日号で記した後、1870円まで下げ75日線、13週移動平均線割れを見たものの、今月初めに2100円台を回復するなど両線上の上昇基調を継続中。なお、4月の現体制後最高値2288円更新など引き続き中勢上昇相場に期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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