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2011/07/14

◆日経平均は前日比27円安の9936円と小反落した。13日の欧米株式相場はそろって4日ぶりに反発した。NY原油・金先物も続伸した。しかし、円が対ユーロで続落したものの、対ドルでは米・日為替市場とも1ドル=78円台と4カ月ぶり高値をつけたこと、13日のNYダウが4日ぶりに反発したものの、バーナンキFRB議長が議会証言で追加金融緩和策の可能性を示唆し140ドル超上げる場面があったが、結局100ドル近い上げ幅を失う失速大引けとなったことから、東京株式市場は朝方から売りが先行した。後場後半、円が大口に売りにより急落した場面があり、瞬間的に日経平均は1万円に肉薄したがすぐに下げに転じた。それでも、ドル建ての日経平均終り値は125.70ドルであり、東日本大震災前日の3月10日につけた126.06ドルに急接近した。14日引け後発表された、前週(4日〜8日)の海外投資家状況は、2899億円の2週連続買い越しで、4月第1週の3634億円以来の高水準だった。ただ、本国市場が逆向きになるか、金融が締まるとなれば、逆流することになるが、目下、国内投資家よりも為替分彼らが有利の展開ではある。

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◆家具・インテリア販売チェーン店を展開するニトリ(9843)は前日つけた昨年7月以来1年ぶり高値に顔合わせしたところで下げに転じてしまった。6月安値から900円、13%上げたのだから利益確定売りが出ても当然ではあるが。同社株の場合、開発輸入品を主力としており、円高が追い風となったもの。ただ、1ドル=78円台を見てしまった後、ここから、さらに円高が進むとなれば、輸出関連企業は余裕を失うことになる。既に、寿命が尽き、羅針盤を失ってしまった政府だがどう舵取りする?口先介入ではやがて狼少年になってしまい円は高値へと悪い独走をやらかしかねない?それとも、円反落のリスクでニトリは売られる?

◆サイバーA(4751)が半月後、すなわち、7月28日の第3四半期決算発表を前に、上値を試しだした?この日はSMBC日興証券が13日付けで投資判断「1」(買い)を継続し目標株価を32.4万円から34.2万円に引き上げたことが手掛かりとされたようだ。当欄では、知友アナリストの所見を紹介してきたが、株価は3月初めから4カ月半30万円台前半を突破しきれないできた。この日は29.3万円の高値引け。「30.4万円の壁突破までは買い、決算発表前後に売り」を想定するが、さて・・。

◆当欄で以前注目していた銘柄のひとつ戸田工(4100)が6月代週に急伸し26週線を回復した後、4週連続800円台前半で26週線に下支えられてもみ合ってきたが、上値を試す動きが始まるか注目したい。電気自動車向けなど車載用リチウムイオン電池向けのニッケル系正極材を手がけていることがポイントだが、足元の業績が急好転していることが、相場の腰を強くしている。再度ウォッチングを開始。●メッセージ(2400)はこの日、5月末高値27万円にあと600円と迫る場面があった。あす27万円前後での終値となれば、週明け相場への期待感が高まるのだが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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