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2014/04/15

◆日経平均株価は前日比116円39銭高の1万4026円55銭と3日ぶりに反発した。14日の米国株は、ウクライナ東部での軍事衝突懸念がくすぶるなか、3月小売売上高が市場予想を上回り2012年9月以来で最大の伸びとなり景気先行き懸念が後退、シティグループの良好な決算発表も決算不安を和らげたことから3日ぶりに反発した。東京外為市場で円が小幅反落始動となったこともあり3日ぶりに買いが先行、1万4000円台乗せでスタート。昼には黒田東彦総裁が安倍晋三首相と会食。その後、記者団に対し「金融政策について必要があれば躊躇なく調整する」と首相に伝えたと語ったことから、後場寄り付き直後には1万4100円に迫る場面があったが、新たな材料らしき話はなく、その後は上値の重さを嫌気した戻り待ちの売りなどに引けにかけ上げ幅を縮小する展開となった。■TOPIXは3.33ポイント高の1136.09と8日ぶりに反発した!!値上がり銘柄数は946と3日以来の高水準となり、676にとどまった値下がり銘柄数を8日ぶりに上回った。業種別株価指数は全33業種中20業種が上げ、13業種が下落。3日ぶりに値上がり業種が勝った。値上がり率上位5業種は、1位が情報・通信で1.62%の7日ぶり反発、2位鉄鋼は1.53%の3日ぶり反発、3位紙パルプは1.39の8日ぶり反発、4位ガラス土石0.88%の3日ぶり反発、5位食料品は0.88%の反発。■一方、値下がり率上位5業種は、1位が2日連続の海運で1.25%の大幅7日続落。郵船(9110)が7日連続安となり2日連続で年初来安値を更新し、商船三井(9104)、川崎汽(9107)は3日連続で年初来安値を更新。14日のバルチック海運指数(鉄鉱石、石炭などを運搬するバラ積み船の値動きを表す総合指数)が13ポイント安の989と15日続落し昨年6月18日の962以来10ヵ月ぶり安値となり、1000ポイント台を10ヵ月ぶりに割り込んできたことが失望売りを誘った。2位は日銀総裁から金融緩和にむけた話が聞かれなかったことから1.1%の7日続落となったその他金融、3位鉱業は原油先物続騰にも国際石開帝石(1605)が利益確定売りに押され1.23%の3日ぶり反落となったことが響き1.97%の3日続落、4位ガス・電気0.37%続落、5位陸運は0.32%の3日続落となった。

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◆前号では14日付け日経新聞朝刊1面記事、「トヨタ(7203)、日産自(7201)、三菱自(7211)、ホンダ(7267)の4社が、電気自動車(EV)やプラグインハイブリット車(PHV=燃料電池車)の普及に向け共同出資で充電インフラ整備の新会社を設立する」を紹介。先の長い話であり、目先的には市場物色材料となりにくい。「しかし、時間の経過とともにさきがけ的な相場がスタートするとみており、ここから資料・情勢分析を開始。同時に株価の動きをウォチングしていこう」と記した。特に、燃料電池車向けの水素スタンド関連として前号でも記した●岩谷産(8088)の株価は、今年1月に1993年1月以来21年ぶり高値691円を付けており、その後、600円台を中心とした調整局面にある。今14年3月期は連結経常3.4%増益転換、1株益34.2円予想にあり、PERは17倍台と割高感は乏しい。水素ステーションの現況といえば、末端インフラ方式の検証が進んでいる段階だ。ただ、従来の水素ステーションは水素だけを扱い、車両などに供給してきた。が、昨春には通常のガソリンスタンドと併設することで各種サービスが可能となるスタンドも登場。まず、同社株価が26週線、全般厳しい場面では52週線上の上昇基調をなお継続できるかウォッチングを続けよう。■松屋(8237)が大幅反発し値上がり率ランキング8位。14日発表の14年2月期連結経常利益が前の期比44.7%増の15.7億円に拡大したうえ、今2月期も前期比2%増の16億円に拡大する見通しとなったことが材料。アベノミクス、低金利策効果や期待を背景に景況感が改善、富裕層消費心理改善、消費増税前の駆け込み需要、円安海外通貨高を背景に外国人観光客数増、主力の銀座店のグランドリニュアルが利益を押し上げた。2020年東京オリンピック大会開催を控え内外で東京の話題が拡大していくなか、銀座の街が一段と集客力を高めていき、銀座店にも追い風が吹く・・!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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