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2010/01/28

◆日経平均株価は前日比162円高の1万414円と5日ぶりに反発した。朝方から買いが先行し、後場間もなくこの日の高値を付けた後も1万4000円台を割ることなく大引を迎えた。1ドル=90円台前半へと円安が進行し、アジア株式市場で1%前後の上昇が相次いだことが東京市場を後押しした。輸出関連株が急反発し、資源関連株も買い戻しなどで上昇に転じた。ただ、米国でのリコール問題が業績を押し下げると懸念されたトヨタ(7203)が4%弱下げたことから輸送用機器は唯一輸出関連セクターで下げた。■27日の米国市場は、連邦公開市場委員会(FOMC)会合後の声明が、長期にわたる低金利を確認する方向を示したことを好感された。NY株式は後半上昇に転じたが、ドル上昇を受け、NY金、NY原油先物は下げ、シカゴ3大穀物先物も下げるなど商品市況は下落した。そして、日本時間でこの日午前のオバマ米大統領一般教書演説で、金融機関への規制強化について触れなかったこともあって買い安心感が広がり、前日とは逆に、主要アジア株式相場はそろって上昇した。

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◆日経平均は月末となるあす、200円高しないと24カ月移動平均線のプラスかい離回復を2月に託すことになる。しかし、1月の月足は、12月の陽線の上に小さな陰線がちょこんと乗っかった格好であり、それほど悪くはない。頼みの米中景気に不透明感は漂ってはいるが、15日高値から前日安値まで6.65%下げたことで、それなりの悪材料は織り込んだとみてよさそうだ。29日は09年4−12月期(第3四半期累計)決算の発表がピークとなる。値上がり率上位銘柄や昨年来高値更新組には、通期業績予想の大幅増額修正銘柄及び赤字予想から一転増益見通しに増額修正した銘柄などが並んでおり、なかでも値動きの軽さで定評のある小型株だと要注目となる。

◆期待の楽天(4755)が飛び、06年7月以来3年半ぶり高値を付けた。ここから10万円台乗せまで大きな節目はない。調整局面を挟みつつ中勢上昇基調は続くとみて、引き続き注目しよう。27日に、中国ネット検索最大手の百度と合弁会社を設立し、中国でインターネット・ショッピングモール(EC)事業に進出すると発表したことから、一段の業容拡大を期待した買いが膨らんだもの。テクニカル面の良さも後押ししてくれそうだ。●中国といえば、医療環境改善に絡み注目してきたシスメックス(6869)が6日ぶりに急反騰し、10日ぶりに日足陽線を引いた。15日の昨年来高値5360円と06年2月の株式分割落ち後高値5420円を突破すれば、青空天井となる!昨年2月安値を二番底とした中勢上昇基調にあり、高値更新実現の可能性は高いと見る。

◆半導体関連株では、東芝(6502)とともに、13週線や26週線沿いに上昇基調を刻んでいるスクリーン(7735)をチャートが崩れない限りは注目株としている。ロスカット価格を設定した後ならば、時価からでも投資したい動きだと見ているが、さて・・。

◆タッチパネル関連株が厳しい。米アップルは27日にタブレット型コンピューター「iPad」を発表したが、タッチパネル関連として買われた日写印(7915)やKIMOTO(7908)やワコム(6727)は下げ止まらない。アップルの発表を受け材料出尽くし感が広がっているようだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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