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2010/12/17

◆16日号はまたも休刊となってしまいました。今年は従来になく私事で、休刊日が多くなってしまい申し訳なく思っています。前夜は、証券時代にお世話になりっぱなしで、証券会社を辞めた後も、いろいろお世話になった大先輩の証券界引退記念会が催され、欠席は出来ませんでした。80歳まで現役の証券外務員さんでした。60年代後半の証券が厳しかった時代(筆者は当時大学生)に講師を呼び、会員を集めて株式講演会を学区アップし始め、やがて、会を主催してきた手まめ、足まめ、口まめの詩吟をたしなむいい先輩に関係者が集まっての会となった。もちろん、株好きはやめないようだ・・。

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◆さて、12月第3週末の東京株式市場で、日経平均は前日比7円安の1万303円と小反落した。引き続き、利益確定売りが出やすく日中値幅は小幅で方向感のない動きが続くなか、野村証券がみずほFG(8411)の投資判断を「2(中立)」から「1(買い)」に引き上げたことを受け、銀行株を中心に金融・不動産関連株が堅調だった。しかし、東京外為市場で円が1ドル=83円台後半に反発、対ユーロでも午後途中まで円が3日続伸していたことから輸出関連株から下げ、NY原油先物の反落、NY金先物続落などから素材・資源関連株も下げた。■日経平均の日中値幅は47円にとどまった。今週の平均日中値幅はわずか63.2円だ。11月第3週が133.8円と100円超の値動きだったが、第4週は101円、12月第1週は96円、前週は80円と次第に値動きが小さくなっている・・。大先輩が若かりし頃は、正月の餅代稼ぎに活況を呈した年末相場だが、今や昔し話に。通常、値動きが小さくなることは、次の相場(上げ下げはともかく)に向けて、準備が進んでいるとの見方もあるが・・。取引終了後には米格付け会社ムーディーズがアイルランドの国債格付けを5段階(「Aa2」から「Baa1」に)引き下げ、見通しをネガティブとしたとのニュースが飛び込んできた・・

◆当欄注目の日マクドナルド(2702)が3日続落した。16日大引け後に、「メニュー戦略が大成功し新規顧客を獲得」し今2010年12月期連結経常利益予想を従来比21億円増の前期比14%増の265億円に増額修正した。しかし、株価は、8日に2150円の年初来高値を付け08年12月高値にあと20円と迫ったものの、調整色を強めていたことから、朝方に25円高まであったものの、大引けは20円安の2050円で終った。前週に高値圏で「上ヒゲの長い小さな週足陰線」を引き、調整を必要としていただけに、タイミングの悪い増額発表となってしまった。同社株は通常の動きと違って、上昇場面で出来高が少なく上げ幅はごくわずか、下落場面では出来高多く、下げ幅は大きくなる嫌なパターンがあり、今回もそういう格好となった。が、2011年相場を考えれば、ここから調整に入るのは歓迎すべきこと。同社がアクセルを業績拡大に向かって大きく踏み込んだのだから、きょう現在1964円にある52週移動平均線前後まで調整安がっても不思議ないし、買い場提供とみて、ウォッチングを継続したい。

◆あと、新年に向けて、今週に、昨夏以来の高値圏に戻ってきた日化薬(4272)、資本移動があり、2段上げに踏み込んだシロキ工業(7243)、きょう年初来高値を更新したメッセージ(2400)、戸田工(4100)なども引き続きチェックしよう。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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