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2009/08/06

◆前日にかけ2日続落の自動車株を中心とした主力輸出関連株が物色人気を集め、日経平均は135円高の1万388円と反発。5日のNYダウが5日ぶりに反落するなど米主要3指数とも反落した。週末の雇用統計を控え利益確定売りが優勢となった。しかし、オバマ米大統領が5日、電気自動車や専用電池の開発支援に総額22億ドルの助成を決めたと発表したと伝わったこと、7月末の米自動車在庫が買い替え支援策効果もあって4月比半減したとの報道、さらに、トヨタ(7203)社長が米国で、電気自動車を2012年に、燃料電池車を15年までに商用生産する方針を明らかにしたとも伝わり、2日間調整したことも重なり自動車株、電機株など主力輸出株が買い直され戻り相場をリードした。

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◆大学発のバイオベンチャーとして話題と期待を集めてアンジェスMG(4563)が第1号上場を果たしたのは02年9月のこと。その後、03年10月〜04年12月にはOTS(4564)、そーせい(4565)など5社が相次いで新規に上場し、バイオベンチャー・ブーム現象がおきた。そして、今年3月に上場を果たしたテラ(2191)まで計13社が上場を果たした。02年に政府は、「バイオ関連市場は10年に25兆円まで拡大する」との見方を示した。が、期待は裏切られた。長い開発期間と研究費増に赤字が続く企業が大半だ。それでも、直近では、臨床試験のフェーズ2、フェーズ3という開発後期まで進み、大手製薬による研究開発費投入が示現するバイオベンチャーも登場し始めた。●ガン遺伝子の解析・治療薬の開発を手掛けるOTSは、すい臓がん向け治療用ワクチンを開発中だが、10年末にも製造承認を申請するとの報道が6月にあった。2月には同ワクチンの開発権を塩野義(4507)に供与している。また、中国企業にも中国での開発販売権を供与したとの一部報道もあった。OTSの株価は、昨年10月に4万6600円の上場来安値を付けた後、上昇基調にあり、いったん2月に19万9700円まで付けた後、4月に12万1000円まで下げて200日線に急接近した後、反転。7月31日に21万5500円の年初来高値を付け、18万円台まで下げてきたところ。●一方、アンジェスMGは遺伝子治療薬を08年3月に承認申請したと発表済み。株価は、今年3月に6万400円の上場来安値に叩かれた。その後、6週線と13週線に沿って上昇基調を描いており、7月30日に19万5200円の年初来高値を付け、現在は17万円の攻防戦のなか。●また、そーせいは、今年に入り、英社と共同開発中の慢性閉塞性肺疾患治療薬は欧州で製法関連特許が成立、米国でもスイス製薬大手がフェーズ3臨床試験を開始、フェーズ3入りでマイルストン収入を取得した・・とのミュースが相次いだ。そーせいの株価は、昨年10月に上場来安値9100円まで付けて底入れ、2月に2万1510円の二番底をつけて上昇基調入りを鮮明化。関連ニュースが相次いで伝わり始めた5月以降上昇ピッチを早め、きょうは15万4000円まで買われ、7月30日の年初来高ね15万5000円に肉薄した。3社株中2社が昨年10月、1社が今年3月の全面安相場なか上場来安値を付けたばかり。米バイオベンチャーから世界の薬品大手になりあがったアムジェンの成功の夢が、ちょっぴり近づいた?現在の株価水準は上場来安値から大幅に上昇している。が、ウォッチングを開始、時を見て、買いに入るも良しとしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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