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2009/03/04

◆日経平均株価、TOPIXとも3日ぶりに反発した。前引け後に「中国政府高官が昨年11月の(4兆円規模の)景気対策に加え、インフラ整備などで支出を拡大すると語った」と伝わった後、上海総合株価指数が次第に上げ幅を拡大、つれて、台湾、韓国、香港も上げに転じ、かつ上げ幅を拡大する展開となり、日経平均も14時半前後に7320円のこの日の高値を付けた。東京為替市場で円相場が1ドル=98円台後半と1円前後の円安・ドル高水準で推移したこともあり、電気機器、精密機器、機械など輸出株が堅調に推移した。

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◆マスメディアでは4日午前に、「中国では、温家宝首相があす5日から開催される全国人民代表大会で、新たな景気刺激策を発表する」との報道があり、あすの中国株の動向が注目される。前号でも記したように、「よく下げた銘柄は、よく上がる」。ただ、主力株の場合は、中・長期トレンドが上昇基調に転じたことを確認するまでは、「短期の買いのみ可」のレベルとみるべきであろう。

◆そのひとつがコマツ(6301)、この日1047円まで買われたが、昨年10月まで下げた後、1000円を中心としたモミ合い相場圏から上抜けられないでいる。短期では、目標株価は昨年11月及び今年1月の戻り高値水準1300円台前半の設定とすべきであろう。また、中国・アジア関連株かつ農業関連株として注目のクボタ(6326)は06年4月高値1379円から昨年10月には328円まで下落。同社株のテクニカルポイントは、2月23日の423円が昨年10月安値に対する二番底確認となる1月6日の戻り高値667円を突破することだ。ただ、そこまで望むには、まず、530円にある75日移動平均線をクリアする必要がある。中国鉄道インフラ整備関連株として当欄指名の日本信号 (6741)もきょうはすんなり3日ぶりに反発。3日ぶりに500円台を回復した。550円台にある75日、200日移動平均線、一目均衡表「雲」下限までは、勢いだけでいけるか、注目したい。

◆介護関連株では、当欄一押しのメッセージ(2400)が3日続落し、52週線を下放れ始めてきた。13週線が下支えするかが注目される。2月戻り高値13万4800円では週足ベースの一目均衡表「雲」の下限を前に伸び悩んだ。昨年10月の上場来安値5万9000円から2月高値まで2.3倍化しており、いったん、調整期入りしても不思議はないか。代わりに、介護関連人気は業界トップのニチイ学館(9792)。きょうは1624円まで急伸し4日続伸。昨年5月に付けた昨年来高値1627円は目前だ。ただ、昨年10月安値からは株価倍化を達成したこともあり、高値更新前後で利益確定売りなどが出やすくなる。こちらもいったん調整局面入りがあっても不思議ないと注意したい。■昨年暮れに人気となっていた小売株など消費関連株は、「昨年暮れに業績悪化が予想される輸出主力株を売り、業績好調な消費関連株など内需株を買う動きがあった。が、年明けからは、その逆方向に売買をする、リターン・リバーサルの動きが目立った」。今回は介護関連株がそうなる可能性もある。注意してウォッチングしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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