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2008/04/30

◆連休の谷間、列島は気温が25度C以上となる夏日で覆われた。あす5月1日もかなりの地域で夏日となりそうだという。29日、郊外の緑地で過ごした筆者の顔は日焼けしたといわれたが、若葉が風にそよぎ新鮮な空気で満たしてくれる開放感のなかにいた。

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◆クウェートの石油相代行が30日、原油価格がほぼ1バレル=120ドルに近づいたことについて、「投資家の商品に対する投機並びに製油能力の不足が相場高騰の要因だ」と述べたという。かつて、日本ではトイレットペーパーまで消えたといわれたのが「第一次オイルショック」だが、あの時も産油国に石油が足りなかったわけではない。が、産油国がOPECを結成、政治的に石油を利用し始めた最初であり、意図的に出し渋った状況もあった。今回も、同様に世界の石油が底をついた、今にも底を付くと・・いうことはなく、少数の多国籍企業による市場寡占化やドル安分をカバーする必要性などが「相場が相場を呼ぶ展開を誘っている」といえよう。ロシア・プーチン大統領を初め石油高の恩恵に与ったひとにぎりの輩、企業、国と耐え忍ぶ多くの人々や企業、地域、国・・に分かれる。

◆30日夕方、福田首相は記者会見で改革姿勢を打ち出した。なかで、7月の洞爺湖サミットを控えて注目は、「低二酸化炭素社会」つくりへの思い。以前から、低価格の太陽光発電や燃料電池車への期待をにじませた発言をしており、当欄は、「太陽電池」が持続可能な自然エネルギーを利用した低価格発電への期待感に後押しされ市場テーマとしてさらに膨らんでいくとみてきた。クウェートの石油相代行は、「需給などのファンダメンタルズ(基礎的諸条件)以外のことが相場をコントロールしているため、価格を誘導することも、予想することもできない」と語ったというが、さて・・。●当欄強気銘柄のクレハ(4023)は、先に紹介した通り太陽電池関連株。この日、658円まで買われ、21日の年初来高値を更新、06年3月高値686円に挑戦する構えにある。これを突破すれば、1991年11月以来16年半ぶり高値だ!近年は「蚊帳の外」銘柄化していたが、同社が手掛けるビッチ系と呼ばれる炭素繊維の利用分野が一段と拡大する方向にあり、収益の様変わり展開も期待され始めた。昨年11月安値477円を基点とした上昇基調に乗りたい。●原発関連思惑株の木村化(6378)は三角保ち合いを上放れるか注目すべき位置にある。上放れには付きたい。■日油(4403)は5月9日後場取引時間中に前期決算を発表する予定にある。この日は、496円で寄り付き連日の年初来高値を更新したが、その後は、昨年10月以来の500円接近とあって、利益確定売りが優勢となり小反落で終った。「鳥インフルエンザ」は政府にも重要課題だ。同社などが開発中の「万能ワクチン」への関心は高まっていくとみてよい。信用需給面などに注目したい。秋田側十和田湖畔の白鳥は毒性の強い「H5N1型」だと判明した!株価は3月安値からでも33%高しており450円割れ場面があっても不思議はない、押し目を拾いたい。●松下(6752)が発表した前08年3月期決算で純利益は1985年11月期以来22年ぶりの過去最高更新となり、今期1割増見通しを打ち出したことは驚かされた。ブランド名を「パナソニック」に統一したことが意味を持つかが問われるのは、ここからだ。06年4月高値2870円からの下落基調に終止符が打たれた後、期待感が一段と高まりそうだ!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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