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2011/02/09

◆日経平均は前日比18円安の1万617円と4日ぶりに反落。TOPIXは0.02ポイント高の944.02とわずかながら4日続伸し3日連続で今年の高値を付けた。8日、中国人民銀行は政策金利の引き上げを発表した。2010年10月から3度目の利上げだ。米国では、住宅市場の回復指標が目立ち小売売上高も増加。米マクドナルドが発表した1月の世界既存店売上高が市場予想を上回り5.3%増と伸びだったことから買いが先行、NYダウは7営業日連続で上昇した。円は欧米だけでなく東京でも反落した。しかし、中国経済への懸念から中国株だけでなくアジア株式市場がそろって大幅に下落したことから、朝高で始動した日経平均株価も、利益確定の売りに押される展開となり、資源関連、金融関連に加え機械、精密機器だけでなく電気機器など輸出関連セクターも下げ、後場半ばにかけ値を崩した。ただ、トヨタ(7203)が8日に今期業績予想を増額するなど直近で増額発表が相次いだ自動車関連は総じて堅調だった。

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◆米マクドナルドは決算発表後上昇、NYダウ30種平均採用銘柄で値上り率トップとなった。しかし、日本マクドナルドは52週移動平均線沿いの上昇基調にあるが、ここ4週間はその上昇基調が続くかどうか試され続けている。しかも、1月12日以来終値の200日線割れが続いている。月次売上高は好調だが、やはり、3日付けの記事で記したように、昨年と同様に今期業績予想も慎重すぎる。世界の食糧価格が上昇していることを考慮したか?そうではなく、従来通りの慎重な姿勢ということであろう。ならば、2月下旬まで下げ続ける?あるいは、もたつく?幸い月次売上の好調が続いている。52週線から上放れる日を待望しつつ株価と月次売上をにらみつつウォッチングを続けよう。●食糧価格高を背景にクボタ(6326)が昨年7月安値648円から上昇基調を刻んでいる。きのうは瞬間900円を付けた。また、農薬専業のクミアイ化(4996)は1月高値から反落も13週線に下支えされた上昇基調にある。我が四国松山の井関農(6310)は09年8月高値477円から昨年10月安値190円まで見た後、下値を切り上げつつある。上値は52週線に抑えられてきた。が、239円にある52週線をプラスかい離できそうだ。こちらも「チャート良し」となりつつある、マックの裏銘柄として改めて注目しよう。一方、11月初めから順調に上値を追っている栄研化学(4549)は1000円台に乗せた後4ケタ固めが続いている。幸い、インフルエンザの大流行の兆しはないなかでの堅調な相場だ。ジリ高基調時は強気で臨み、上昇ピッチが加速し始めたところでは、売り場を探したい。●再生医療関連として当欄ピックアップの科研薬(4521)は4日に高値波乱したが、大和の格下げは株価に織り込んだとみてよい。業績面や再生医療に関し新たな動きが出るには時間が多少必要だ。しかし、07年1月高値は既に突破した。1000円とび台のここは4ケタ固めを待って、もう一段上を狙う相場入りを期待しよう。●全般方向性が定まらない展開のなか、慌てて動くことはない。介護関連株中で当欄が注目のメッセージ(2400)は26週線や52週線に下支えられた25万円台攻防戦へと舞台が上昇してきた。05年4月の株式分割落ち後高値26.4万円は目前だ。引き続き、じり高基調が続くなかでは「買い」で臨むべきであろう。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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