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2005/06/24

◆緑茶飲料の伊藤園(2593)が3連騰し2001年12月以来の高値、コーヒー、茶飲料のアサヒ飲料(2598)は、上場4カ月目で下落途上だった99年11月以来の1340円に買われた。コーラー各社が年初来高値ゾーンで推移している以外にビール各社以下目立った動きがない中では際立った動きだ。この日午前中に東京地区でも気温がセ氏30度超と今年初めて真夏日となったから茶飲料2社が数年ぶり高値となったと説明するには、違和感がある。やはり足元の業績に対する信頼感の違いか。伊藤園は「おーいお茶」で緑茶シェアトップは万全、今4月期も連結経常利益は連続最高更新見通し。アサヒ飲料は前12月期に急回復し5期ぶりに過去最高益を更新。今期も2ケタ増益見通しにある。■それにしても、昼間の作業中の暑さはたまらない。自宅で原稿を打ち込み、送信するきょうの筆者は「クールビズ」ならぬ「ヌードビズ」。短パンに上半身裸姿でパソコンに向かった。通常ならば沖縄ではとっくに梅雨が明け九州から青森県まで梅雨のはずだが、いまだに沖縄は雨。関東以外は少雨。わが郷土愛媛県では平年の10分の1程度の降雨。CSFB証券ではタイの水不足深刻化で石油化学各社向け給水カットの公算ありといい、アジアのエチレン需給ひっ迫の可能性を示唆。日本の石油化学株への投資パフォーマンス改善が期待されるという。また、中国では夏場の電力不足が今年も深刻化する可能性がある。

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◆さて、きょう株主総会を開いた変身期待のお好み馬券銘柄・IBダイワ(3587・ジャス)はきのう146円まで突っ込んだものの、きょうは一転50円高の207円とストップ高で17日の年初来高値を更新。なお、ストップ高で買い物を残した。新経営陣の事業意欲を聞きたい。◎本欄直近注目ではJCOM(4817・ジャス)がジャスダック市場2位の時価総額を軽々と運び一時10万2000円とストップ高。◎インデックス(4835・ジャス)は3日連続分割落ち後高値更新。2社とも強気押し目買い継続。◎値がさ株だがACCESS(4813・マザ)は安値圏から週足長大陽線で急反発。MECB発行を嫌気しての投げは終了しており、「日本の携帯電話関連ソフト開発で事実上の世界標準を目指す候補のひとつ」として、中長期大型相場に発展する可能性がある。注目しよう。■日バルカー(7995)は2年間350円直前の壁に阻まれてきたが、6月月足がGOサインを発信。一気高を狙おう!◎プリヴェ再生(6720)はごめんなさい。処分売り。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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