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2016/02/03

◆日経平均株価は前日比559円43銭(3.1%)安の1万7191円25銭と大幅続落した。NY原油先物は、3日発表の米原油在庫拡大懸念から1バレル29.88ドルと30ドル台割れと、節目を割ったことや、円相場が1ドル=119円台半に上昇したことが嫌気され朝方から売りが先行、1万7500円台割れの寄付きとなった。

 その後、10時半過ぎに1万7080円台とこの日安値を付けた後、13時台前半にかけ1万7300円台と下げ幅を縮小したものの、為替市場では、リスク回避の買いに円高もみ合い推移となり、海外株安・円高の悪い流れが止まない状況を嫌気した売りも出て失速した・・。
 この日発表された中国1月非製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比大幅に改善し、昼頃には、黒田東彦日銀総裁が物価目標の達成にむけマイナス金利を必要に応じて一段の引き下げ意向を表明。長期金利の指標である新発10年物国債の利回りは、1日の過去最低を一時更新したが、株式市場は反応薄・・。国内企業の2015年4〜12月期決算や16年3月期業績予想の下方修正が続いていることや、節目割れとなった原油安や企業業績への懸念が投資家心理を後退させる1日となった。

 もっとも、出来高は前日比3億3234万株増の31億382.45万株と増加に転じ1日で30億株台を回復、売買代金も3兆1396.9億円と2日ぶりに3兆円台を回復した。値下がり銘柄数は全体の89.6%となる1735と前日比大幅に増加、一方、値上がりは164と連日で大幅減少となり、変わらずは47減の36だった。

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◆国内トップで世界首位級の自動車メーカー、トヨタ(7203)は大幅続落となり4日ぶりに終値7000円台割れ。1日には中期相場を示唆する26週移動平均線にタッチしたが失速した格好・・。最高値は昨年3月の8783円。昨年8月に52週線を割り込み、12月戻り相場の高値は7862円。1日にかけ買い上がった反動も懸念されるが、早い時期の中期線回復、さらなる上昇基調への転換には52週線、24ヵ月線回復が願われる・・。

 筆者コア30銘柄で上昇したのは1銘柄。株式ではなく、星野Rリート(3287)のみ。1日に125.3万円と大発会以来の高値を付け、中期移動平均線から長期線を見上げる格好となってきた。昨秋以来、120万円を挟んでのもみ合いが続いており、テクニカル面での早期の長期線回復が期待される。

 前号の寿スピリッツ(2222)は売りが先行し寄付きくと5310円と大幅下落したものの、終値は10円安の5510円と踏みとどまった。全般相場もあって急失速場面もありそうだが、1部市場銘柄としては極めて軽量級。おつき合いの急落シーンのなかで買いポイントが見えた時にまず一票を投じたい。

 市場には、世界マーケットの玉突き状の下落の渦から逃れるきっかけが不可欠・・。きっかけが欲しい!それは何かわからない。確かに、筆者にも、厳しい時、場面は何度もあった!しかし、市場は突如急好転(暗転)することがあるから、証券関連生活50年目にあと2年まで迫ることが出来たと言える。引き続き、自分得意の銘柄やテーマにこだわり、かつ、マーケットをウォッチングして投資対象に向かっていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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