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2005/11/09

◆きのう3銘柄で10億株超の大商いを記録しTOPIX業種別株価指数で6%超の急騰となった鉄鋼株だが、きょうは4%超の急反落となった。鉄鋼株指数と住金(5405)、そしてJFEHD(5411)は9月高値更新したが、新日鉄(5401)と神戸鋼(5406)は9月高値を更新できずにきょう急反落した。それでも3銘柄の出来高は8億株弱の大商い。一方、きょうTOPIXが下げるなか、平均株価が反発したのは、ハイテク株が堅調に推移したからだ。きのうの鉄鋼株に続ききょうはハイテク株が反発し指数引き上げをリードした。銀行、不動産株など内需株が11月前半の高値相場をリードしたが、きのうの動きから、足元相場は、出遅れセクターの鉄鋼株と業績動向がばらばらというイメージで多くの銘柄が蚊帳の外にあったハイテク・エレクトロニクス株にバトンタッチするかとの期待感が強い。10月初めにも、内需主力株の高値警戒感が広がった時に、スーとハイテク株が飛び出したことがある。ただ、その時は、「最後に、出遅れセクターのハイテク株まで買い尽くしたことで、物色人気が一巡してしまい」その後、4週間の調整に入った。では、今回は?「基本は、デフレ脱却・景気回復期待を背景とした循環物色相場。銀行・証券、不動産、自動車&部品株、鉄鋼・非鉄など市況関連株、ハイテク株・・で物色人気は循環している。東証1部の大型株と新興市場の好業績・好材料株物色対1部市場材料株と新興市場人気株の主導権争いが続くことになりそうだ」と指摘する声も聞かれる。いづれにしても過去には考えられなかった個人の大量かつ短期の売買が流入している。

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◆TDK(6762)が7連騰し01年2月以来の9000円台乗せを果たした。10月28日には7月8日以来の安値7530円まで下げていたが、その直後の10月31日に今3月期業績予想の増額修正を発表し、エレクトロニクス株人気をリードする格好で一気高となった。同社社長は今朝の日経新聞紙上で電子部品の受注について、「8月以降の当社受注は2ケタ増になり、最近の勢いは怖いくらい」と語っていることが目先資金の買いを誘った。◎ソニー(6758)が1カ月半ぶりに4000円を回復し、◎以前、本欄が推奨していた日立国際電(6756)は2000年9月以来の1200円台をつけてきた。今3月期2割超の減益見通しとする会社の慎重予想に対し、野村証が増益予想を主張し投資判断を「1」を継続し続けていることが注目されている。◎もちろん、本欄推奨の浜松ホト(6965)も階段状に株価を切り上げている。最終目的株価水準はまだ想定していないし、到達までにどのくらい時間を要するかはわからないが、時代が同社の光電子倍増管など光技術を求めており、長期上昇基調が続くことだけはわかっている。◎2000年12月以来の4ケタ相場を前に上値関門挑戦が続く安川電(6506)や◎75日線に支えられて上昇基調が続く島津製(7701)などを引き続き強気したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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