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2009/11/27

◆日経平均は前日比301円安の9081円と大幅続落。200日移動平均線及び52週線を割り込む厳しい週末となった。25日にアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系投資持ち株会社が、全債務について支払い猶予を求めたことを受け、26日の欧州株が全面安、ドルも全面安商状となったことを嫌気した売りが膨らんだ。かろうじて、円高メリットから紙パルプ、ガス・電力株がプラスとなった。26日のロンドンでは危機意識の広がりから投資ファンドなどが買い上がってきた原油や金、金属先物など商品先物も下げた。東京市場では、輸出関連株や素材・資源関連株、そして、金融関連株・・へと売りが広がった。14時頃にはシカゴ24時間取引でNYダウが急落、250ドル超の下げと伝わり、引けにかけ下げ幅が拡大した。■円は東京外為市場でドルに対し一段高となり、14年ぶりに1ドル=84円台まで急騰。過去最高値の79円台に5円ののり代を残して踏みとどまった。例え、80円から為替介入をしても、のり代は乏しく、一気にふみ倒される懸念が大。「84円台で積極的に円高を止めるのだ」との気迫と戦法を持って介入するならば、最高値更新は避けることが出来ると見るが、どうか。来週は、何処まで鳩山政権、金融当局が円高に本気で取り組むのか覚悟が問われることになろう。■日経平均は、200日移動平均線を3.08%割り込んでの大引だ。5月27日以来半年ぶりのこと。ただし、きょうは7月13日安値9050円の手前でかろうじて下げ止まった。結果、「8月31日の1万767円00銭高値をここまでの頂点とした上昇相場は終った」と確認するには至っていない。

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◆なお、27日のNYダウが250ドル安前後まで下げることは、きょうの24時間取引のなかでNYダウが250ドル下げたのをみて、東京市場が後場に下げ幅を拡大したことで織り込み済みとみる。それ以上に混乱した場合は、週明けの東京市場も厳しくなると見るべきであろう。

◆「買うも売るも、知恵と度胸が必要」といわれる。現状は生半可な投資は避けたい。今やれることは、ロスカット価格を設定し目先相場にうって出ること。あるいは、注目銘柄を、買い場を求めてじっくりウォッチングし続けること。■当欄では、1部市場が厳しいなかでは、新興市場で時価総額の大きい楽天(4755)を狙うべしと紹介した。13日に年初来高値を付けた後、18日にかけ急反落したが、その後切り返し2週間の調整を終えた。通常なら、来週から上値をトライする動きとなるのだが、来週は足踏みする可能性がある。しかし、06年夏以来の高値を付けてきたここからは、引き続き強気で臨みたい。●また、26週線沿いで下値を切り上げる格好が続いている日電産(6594)や、13週線が下値をサポートしているユニチャーム(8113)、そして、3月安値を基点に下値切り上げが続いており、1700円前後にある今年5月以降の上値ネックライン突破から一段上の相場が期待される資生堂(4911)、有料老人ホーム事業で業容拡大が続いており、26週線に下支えされているメッセージ(2400)も引き続き買い場を求めてチェックしていこう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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