バックナンバー

2015/05/29

◆ルネサス(6723)が14円高の989円と変わらずを挟み3日続伸し、4週連続の上昇で今週末を終えた。15日には1057円と年初来高値を更新し、昨年9月高値1089円に迫る場面があった。26週・52週移動平均線沿いの上昇基調にあり、全般堅調相場展開のなか、昨年9月高値更新から、もう一段上の相場への期待が高まりそうだ。新規上場年の2003年秋に最来高値9780円を付けた後は、業績悪化など厳しい半導体戦線で後退。構造改革を経て14年3月期に経常黒字586億円で一気に復活。前期は約8割増の105億円と最高益を大幅連続更新。今期は100億円と減収小幅減益を予想となっている。前号で若干記した「自動運転車」だが、ルネサスは、センサー機能やセーフティ機能、ネットワーク機能などを統合したチップを自動運転車向けに開発中。各運転支援システムを協調制御するオールインワンソリューションを実現し、自動運転車の実用化を後押しする。打診買いからスタートいたい。◆ここから当欄中核テーマ最右翼として逐次紹介していきたい。「自動運転車」は、日本の自動車産業の興亡に関わる「事件」ともなりかねない話題となっていくからだ。6月の閣議で決定する16年度予算で、年間約4.5兆円で推移する科学技術関係予算を重点分野に優先的に振り分けるとされており、政府成長戦略に反映させる重点項目に「車の自動走行」が入ったのだ。28日の日経ウェブサイトは、車の自動走行については、全地球測位システム(GPS)を使って(1)交通規制、(2)車両や歩行者の混雑、(3)道路周辺の建物ーの詳しい情報を盛り込んだ地図を作る。事故が起きそうになった場合に自動運転から手動運転に切り替える仕組みの開発を進めるなど・・と、16年度予算の科学技術イノベーション戦略案を記した。■前号で記したようにトヨタ(7203)をはじめ国内勢の自動運転車の取り組みは自動車部品メーカー、電子部品メーカーなど幅広い産業分野に及ぶ。日本経済の骨格産業がグーグルの挑戦で揺らぐ可能性さえあるというから、マーケットの大きな関心のひとつとして「自動運転車」は育っていきそうだ!?。

PR : 儲かる買い方を診断する分析ツールSTOCKBOARD。


魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

愛用のチャートソフトはSTOCK BOARD

リアルタイムチャート

スクリーニング
STOCK BOARD
2週間お試し受付中!
メールマガジン

アナリストレポート「魁」など有力銘柄情報を配信〜トレーダーナビ

   

メルマガバックナンバー

powered by まぐまぐトップページへ