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2011/03/22

◆3連休明けの3月第4週初めの東京市場で、日経平均は前週末比401円高の9608円と大幅続騰。15日から買い越しに転じたと見られる海外投資家が一段と買い越し幅を拡大したことを受け、1部市場全銘柄の96%が上昇。資源、金融そして復興需要期待の建設セクターなどの上げ幅は大きく、TOPIX全33業種が連日でそろって上昇した。ここ4日間中で3日間が全業種上昇だ!こんな、無茶な買い!は海外勢だ?日本の原発事故処理に対して、万が一、被害者となる可能性が高く、広島・長崎の原爆の悲惨さを知っている我々が厳しい顔で放水作業を見続けているのに対し、「対岸の火」とみたか、前週も欧米のエネルギー担当高官が楽観論をぶったが、米原子力規制委員会メンバーからも楽観論が飛び出した。また、リビアではカダフィ政権に対する多国籍軍の軍事行動が始まり、NYダウは3連騰した。そして、リーマン・ショック時に買い向かい大成功を収めた著名な米投資家ウォーレン・バケット氏やベアリング・アセット・マネジメントの北米資産担当責任者であるヘイズ・ミラー氏が日本株を買いとした発言が続いたこともあり、日本株買いが膨らんだ?NY金先物が反発し、NY原油先物が4日続伸したこともあって資源関連セクターの上げ幅も拡大した。

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◆日経平均は10日から15日にかけて(終値ベースで)1984円(18.7%)下げたが、そのうちの半分強1003円を回復し、震災後最初の取引日(14日)終値を3円だが上回って終えた。14日に割り込んだ200日移動平均線9825円まであと200円強だ。我々は、戻り待ちの売りなどから、それ行けドンドンとは行けない。現在の上げが2番底を確認した後ならば、「強気」できる。が、地震・津波の被害、福島原発問題、そして、首都圏では現在の計画輪番による停電が、今夏にとどまらず次の冬もなお計画停電が続けられるとの見通しに、うんざりしており、復興需要による景気押し上げは首都圏の消費行動の鈍化などで相殺されかねないとみる。(またまた、地震。きょうは、昼からゆらいら揺れ続けている・・)

◆コンクリート補修業トップで耐震補強工事を手がけるショーボンド(1414)が急反騰し、16日の昨年来高値を更新。当欄では先に、首都高・東名などのコンクリート剥離などへの安全化対応で同社株に注目したが、今回の上げで、弾みが付くか、注目している。ただ、今は、ここからの買いはロスカット価格を決定した後、打診買い程度としたい。●また、ハーモニック(6324)は60万円台を回復。15日の大幅安はあったが、8日の06年6月来高値63.8万円に迫ってきた。精密減速機の応用範囲が拡大するなか、前週に26週線にサポートされ下げ止まった動きに、先行き期待を重ねたい。●メッセージ(2400)は23万円台の間にある日足の「窓」を埋めることが出来るかに注目しよう。●新興プラン(6379)は960円まで上げ、昨年2月以来の920円台前半の壁を突破した。前週15日に700円まで下げ、買いエネルギーを溜め込んでの復活に期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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