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2009/11/04

◆日経平均は休日前比41円高の9844円と反発した。ただ、日経平均の日中値幅は77円にとどまった。2日、3日の米国市場ではNYダウが上昇の後小反落、差し引き60ドル弱の上げとなった。ただ、NY金先物が最高値を更新したほか、アジア株式市場がそろって堅調だったことから、素材・資源関連株や自動車関連株などが堅調に推移し、Fリテイ(9983)の急騰が日経平均を27円押し上げ、引けにかけ上げに転じた。

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◆2日の米国市場では、NYダウはフォードが黒字決算に転じたことやISM製造業景況指数が好感され、76ドルの上昇。3日は著名投資家ウォーレン・バフェット氏の率いる企業が鉄道会社を買収することで合意したことを受け買収関連株が人気を集めた。また、NY原油の上昇や金先物の最高値更新を受け資源・素材関連株が急伸した。ただ、半導体関連株はアナリストの投資判断引き下げを嫌気され急落。全体では値上り銘柄数が多かったものの、ダウ指数は小反落に転じた。3〜4日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれる。東京市場では、4日午後のFOMC会合の結果発表を控えていることもあって様子見気分が強かった。

◆当欄は引き続き、鳩山政権下、日本経済の先行きが一段と読みづらくなるなか、相場は自律的な動きに入る状況になく、方向感が乏しい中では、米国株次第、為替次第の日和見主義に徹したい!?

◆きょうの新高値銘柄では、韓国子会社向けのスピーカーや米アップル向けヘッドホンの出荷が好調で「ユビサキ革命」関連と捉えていたフォスター電(6794)が今後、利益確定売りをこなすことが出来るかに注目したい。同社は2日、今3月期純利益予想の最高更新見通しと増配を発表した。ただ、株価は今年2月安値491円からきょうは2595円の年初来高値を付け、5.3倍化した。日写印(7915)のような人気株になるか?

◆また、優勝劣敗が進む消費者関連の世界は厳しい。が、一方で、Fリテイのように次々と現れるヒット製品によるすこぶる業績好調企業もある。より勝ち組が買われるのが投資の世界。総合ディスカウント・チェーンのドンキホーテ(7532)、メンズィ、ウィメンズと雑貨のUアローズ(7606)、日曜雑貨メーカーのレック(7874)、ファッション関連・繊維商社の三共生興(8018)など4銘柄が高値を更新。いまでは遅すぎる?なかで、900円台前半のモミ合いを突破しつつあるUアローズが5日大引け後に発表する決算動向に注目したい。

◆日製鋼(5631)のストップ高で原子力発電関連株の一角が好人気となった。やはり、同関連株人気度を計る温度計は木村化工機(6378)であろう。今3月期連結業績は2ケタ増収大幅増益見通しにあり、予想PERは20倍と割高感は乏しい。もともとPERを無視した高値に買われる思惑株の代表的銘柄だ。が、週足ベースのチャートは昨年秋を大底とし、一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限や26週移動平均線を下値サポートラインとした上昇トレンドが続いている。ここ1カ月ほどは26週線を付かず放れずの底固め期とも見えるが、同関連株の先鋒を務めるか注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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