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2010/04/05

◆4月第1週の日経平均は前週末比53円高の1万1339円と3日続伸した。朝方に1万1400円台まで上げ3日連続で年初来高値を更新した。2日の米国市場や欧州市場はイースター(復活祭)前の休日で休場したが、2日米労働省発表の3月雇用統計で非農業雇用は、市場予想を下回ったものの、16万人と予想の範囲内で3年ぶりの大幅増となり、雇用の回復基調を確認した。これを受け、5日の東京外為市場では、円が1ドル=94円台央と4日続落、輸出株を中心に引き続き買いが先行した。もっとも、買い一巡後は、円の下げが限定的となったことや前週まで8週連続上昇していたこともあり、1万1300円台前半でもみ合う展開が続いた。5日、週明けの米株式市場の動向を見たいとの声も聞かれた。出来高も前週末比2.5億株減の18.4億株と5日ぶりに20億株を割り込んだが、時価総額は2兆円強増加し334.7兆円と、3日間で合計9.7兆円増加した。市場筋推計による「外資系証券朝寄り付き前の成行き注文状況」は、買い注文株数が前週末比290万株減の1480万株、売り注文株数は770万株減の大幅減で950万株・・となり、海外投資家が休みとあって売り買いとも減少した。

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◆3月31日付けで 「改めて、テクニカル面から注目したいのは、農業関連株」としたが、クボタ(6326)が3月4日の200日線割れ後に上昇反転し、下値を着実に切り上げている。900円は目前だ。また、井関(6310)はきょう1400万株を超える活況裏に久々に急伸、3月相場の上値ネックライン380円台をクリアした。短期資金が中心であろうが、クボタの値動きの良さ、日農薬(4997)の底入れ、下値切り上げ型チャート、クミアイ化(4996)は三角保ち合い上放れの格好となってきた・・ことなどをあわせて、農業関連株の人気化場面が期待される。

◆高速鉄道関連ではナブテスコ(6268)が31日に買い先行した後、1日朝方にかけて失速したものの、3日続伸で年初来高値は目前となった。8カ月に及ぶ1100円台でのモミ合いを脱した今回の相場は、もう一段上を目指すエネルギーを十分持ており、中途半端な相場で終わりそうにないと思うのだが・・。

◆2日付けで紹介のセルフうどん店「丸亀製麺」を主業態に展開するトリドール(3397)はこの日、高寄りして年初来高値を更新したものの、大引けにかけ上げ幅を縮小した。すぐ上には200日線があり上値を抑える格好となった。知友のアナリストによれば、3月既存店売上高は、前年同月比3.8%減とやや減速した。ただ、日曜日が前年同月比で1日少なかった影響で2.6%ほどの伸び率低下要因となった模様という。そして、「もっとも、昨年11月のときは曜日の影響を除いても5.2%減となっており、比較的に落ち込みは小さいと言える」としている。そして、立地別で見ると、ロードサイドは落ち込みがきついが、ショッピングセンター内の店舗は1.4%増と引き続き堅調だったという。そして、「天候不順の影響もあったと考えられる」という。1万7000円前後から下値があれば拾いたい。買いが先行した。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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