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2010/12/03

◆日経平均は前日比9円高の1万178円と小幅に3日続伸した。日経平均は5週連続で上昇し、その幅は976円(10.6%)と2ケタの大幅上昇となった。2日の海外市場では、欧州中央銀行(ECB)総裁は欧州債務・財政危機に対する新たな措置を発表しなかったものの国債購入継続などを表明し、欧州株が続騰。米国株も10月中古住宅販売成約指数が予想外に上昇したうえ、個人消費関連指標も予想を上回ったとして大幅高で連騰した。欧州の債務・財政危機については、表面上はともかく、なお、厳しい状況に変わりはない。この日は、東京外為市場で円が反発し、アジア各国市場が利益確定売りに下落あるいは伸び悩んだことや、3日の米雇用統計発表を控え、様子見気分が強まり、引けにかけ上げ幅を縮小した。■日経平均は、3週連続で1万円台を維持しかつ52週移動平均線を上回った。11月2日の直近安値9123円からきょうの高値1万254円まで1131円、12.4%の好パフォーマンスは、それ以前、米国市場やアジア新興国市場人気のなかで「蚊帳の外」化した東京市場に、出遅れ修正高を狙った海外ファンドなどの買いや買い戻しが入った結果といえる。5週連続高は、昨年12月第1週から今年1月第2週にかけての7週連続高(終値ベース、この間、1901円、20.9%の上昇)、2月第2週から3月最終週にかけての8週連続高(同、1229円、12.2%高)に次ぐ3度目の長さ。3月にかけての相場とほぼ同レベルの上げを達成している。後は、これまでと同様に、海外景気と株式市場、そして、為替動向を見ての動きが続く・・。騰落レシオが128%台と買い注意サインが点灯しているが、これまで、どん底市場だったことで、従来ほどには行きすぎとはいえない。が、個別では、ヒートアップした銘柄も散見する。ストップ&ゴーは個別に選別したい。

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◆愛知鋼(5482)はレアアース関連としてピックアップした後、10月中旬に昨年6月以来の上値ネックラインだった440円前後をクリア。その後、上昇ピッチを次第に早めていった。きょうは544円と年初来高値を更新。ここからは、新規買いはともかく、持株は持続。調整場面が来た時に利益確定売りか押し目買いかを決定したい。●筆者の「好きな」銘柄エプソン(6724)は5週連続で52週線をプラスかい離している。今年7月の1052円を大勢二番底とした上昇基調に転じた?いや、企業業績としてはどん底から抜け出す格好だ。しかし、テクニカル面では、今年2月の戻り高値1715円を突破するまでは、単なるリバウンド相場の域にとどまるのか、中期的な上昇相場が始まっているかどうかははっきりしない。中期相場を示唆する26週線が6週線、52週線、13週線の下にあるのもいびつ。2月高値に届かず失速し始めた場合は、「売り」であり、時間がかかっても週足が上から順に短、中、長期線と並ぶ「順線」に戻った場合は「買い」となる。●マクドナルド(2702)は5円高!の2098円まであり6月の年初来高値にあと1円と迫り、終値は2096円・・と、もどかしさは変わらない。が、その分、2000円とび台〜2100円台の05年秋以来の頑強な上値関門をこじ開けた時の相場が期待できる。来週には11月度の月次データが発表される。結果を受けて株価が上下どちらに放れるか、引き続き、ジリ高基調を続けるのか・・、注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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