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2008/02/08

◆果てしのない後退戦が続いている。日経平均株価は一時1万3000円を割り込む場面があった。昨年10月の月足が24カ月移動平均線を割り込む長大陰線となり、先行き相場の失速、長期下降トレンドへの転換が鮮明化。今も急降下が続いている。そして、現在の水準が続けば、3月には12カ月移動平均線が24カ月線を割り込むデッドクロスが示現し、<03年4月安値7603円を基点とした長期上昇相場の終了>を示唆することになる。■ちなみに、相場が売り買いどちらのポイントにあるかを読む<「RCI(順位相関指数)」=(マイナス80%から上がりはじめたところが買いタイミング。一方、プラス80%を超えると「売り注意」。そのままプラス100%方向に上昇またはプラス80%以上で持続中は「株価は上昇中」。その後、数値が下降に転じれば「売り」タイミングであることを示唆する)>は、現在、マイナス100%だ!!。月足ベースでマイナス100%となったのは、2002年10月以来のこと。この後、日経平均は翌年4月の7603円まで下げたが、RCIは<4月末にマイナス94.29%となった後、5月にはマイナス37.14%まで上昇し、「買い」タイミングとなった>ことを示唆した。■今回も、いつ<RSIが「買い」タイミングを表すマイナス70%〜マイナス50%水準に戻すか>を注意深く待ち望みたい。もちろん、6カ月線、12カ月線、24カ月移動平均線の動向、出来高・売買代金・・など複合的なチェックをするが・・。■ちなみに、1万2000円を覗きにいく現在の株価水準から、次の、下値関門は?と問えば、「04年春から05年春にかけ約1年間の高値保ち合い圏となった1万500円〜1万2000円」となる。が、その場合、<値幅調整は十分だが、日柄調整はまだ不十分>だ。■以上は、テクニカル面から見た先行き相場の大まかなデッサン。「株価チャート」はその国、その時代における経済、企業業績だけでなく、その国の勢いを映し出す鏡もしくは講釈表だといえよう。

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◆後退戦。いわば負け戦で逃げて自国に無事帰ろうとするとき、殿様の命を守るためには、殿(しんがり)役を務める部隊が必要だが、時間を稼ぐため敵をひきつけながら後退するように、個別銘柄を手掛けながら底打ちの時を待つべきか。筆者自身が相場するなら、新規売りを仕掛けるのだが、当欄は、「買い」で戦うことに決めている。

◆当然、筆者の年間注目株・日化成(4007)を殿役とする。昨年大納会の205円から今年安値137円まで見て今週は213円まで回復したのだから、万一、ここから二番底を付けにいく過程で例え150円割れがあっても恐れはない。自動車の環境規制関連・低位業績回復基調株として注目する。

◆リバウンド狙いに賭けるなら東海カーボン(5301)か。13日(火)に07年12月期決算及び08年12月期業績予想を発表する予定だが、その数字次第で急反騰場面の可能性が高い。もちろん、へたすれば、「前期業績大幅上ぶれ、今期は利益反動減の業績予想」になりかねないが・・。その時は、残念ながらいさぎよく損切りする必要がある。●太陽電池製造装置のアルバック(6728)は全般総崩れ時に4000円割れを待って押し目買いしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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