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2007/10/25

◆トヨタ(7203)が昨年8月2日以来の6000円割れとなって年初来安値に沈んだ。みずほFG(8411)は57.6万円まで下げ、再び60万円を割り込む、昨年8月第4週以来の安値であり、昨夏までの50万円を挟んだ高値モミ合いゾーンが意識される水準まで下げてきた。25日のアジア14株式市場の星取表は、香港ハンセン指数が過去最高を更新したのをはじめ10勝3敗(日本、中国など)1休場と勝ち戦だ。24日のNYダウ平均がザラ場200ドル超下げた後、1ドル未満の下げまで回復した勢いが相場を後押しした。なかで、蚊帳の外は日本市場。国に魅力ある政策はみえず、経済は行き詰った感が強い、発表される中間決算に期待以上の答えが出ず、むしろ、減額懸念を売る勢いさえうかがえる。売買シェアで圧倒しており外国人頼みとなっている市場にとって、海外投資家が決算期を迎えポートフォリオ見直しが続いていることは厳しく、かつ、景気敏感セクターの日本株にとって、世界景気への懸念が強まっている状況では彼らの積極的な動きは期待しにくい。■30日の米FOMC後にFRBの利下げ発表となれば、決算発表が峠を越えることもあり、米国株は動きやすくなり、バブル臭があるものの強い動きが続くアジア新興市場の堅調展開が期待される。問題は、個人投資家、国内機関投資家にまるで期待できなくなった「自力走行停止状態」の日本株。休むも相場とはいえ、日経平均株価は、1万6600円台にある24カ月移動平均線への上方かい離回復に疑問符が付いており、26日から4日間のうちにクリアされるかを注目したい。(もっとも、少々の下方かい離はあっても問題にはならないのだが・・)。

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◆東芝が筆頭株主となった池上通(6771)は先週、210円台のネックラインを突破。4月の次のポイント236円を目指すも、この日は205円まで反落。ここは195円水準を最低線とし200円固め、そして、上値への再挑戦を期待したいところだ。信用需給は2.21倍と好転中で、ボリュームが拡大しつつ拮抗化が進んでいる。昨夏からここまで、急騰はあっても瞬間的に相場が終るパターンを繰り返しており、上昇トレンドが形つくられていないことが弱み。東芝との提携で、デジタル放送機器の開発、低収益体質からの脱却期待を背景に、物色難の市場にあって、低位思惑相場の発展が期待される。

◆シャープの大阪・堺液晶・太陽電池コンビナート関連銘柄のひとつとして注目のきんでん(1944・大)が、急反落した。というよりも、全般模様眺め気分が強いなか、振り出しの900円台後半まで戻ってきたというべきか。8月29日の直近安値936円を基点にじりじり下値を切り上げる同社株にとって、次のポイントは、再来週11月5日の中間決算の動向と、会社側の通期予想の出し方。基本は、押し目買いとしたい。●超低位思惑株のシルバー精工(6453)は、ぼちぼち拾うか、もう少し動意付くまで待つか、まだまだ選択の時間はある?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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