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2005/11/16

◆直近、調整色の強かったセクターが買い直され、平均株価は終値の年初来高値を更新した。朝方は外国証券の売り注文株数が買いを大きく上回たこともあり、1万4000円割れに迫ったが、その後は、次第高となっていった。きのうは値上がり銘柄数の多さに対し下げ幅が小さかったが{犯人はソフトバンク(9984)だ。今3月期経常利益、純利益とも黒字転換見通しにあることが買いを呼んでいるものだが、黒字転換となればどちらも01年3月期以来のことだ。ようやくビジネスモデルが見え始め、黒字に結びつくわけだが成長イメージで投資家を呼び込むにはどのくらいの時間が必要かは不明。まずは、ネット投資家が久々にソフトバンク株に戻ってきたことに注目したい}、きょうは値上がり銘柄数にみあった値上がり幅となった。TOPIX業種別株価指数で値上がり率トップは自動車関連。1ドル119円台に円安が進行したことを受け買い直されたトヨタ(7203)は4日以来8日ぶりに上場来高値を更新し、「買われるものはしっかりと買われる相場」であることを確認。本欄中期推奨銘柄群に自信を持った。

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◆本欄中期注目の住友鉱(5713)は1000円固めが続いていたが、きょう、9月29日の年初来高値1107円を更新。次のステップに入ろうとしている。同社株だけでなく、きょうは、非鉄株が軒並み高となった。「海外で銅やアルミ市況が上昇基調を続けているから」だが、円安進行下では精錬マージンが拡大することも買い材料視されている。三菱マテリアル(5711)、同和鉱業(5714)などに買い物が集まった。銅価格はロンドン金属取引所(LME)で、3カ月先物価格が1トン4136ドルと4日連続で史上最高値を更新した。中国や米国での需要が堅調なうえに、大規模な売りポジションを抱えた中国政府の銅トレーダーが行方不明となっているとの報道もあり、銅市場には中国政府による買い戻し思惑が浮上しているという。また、石油に替わる投機市場として非鉄に資金が集中し始めているともいう。銅価格などの上昇で非鉄各社の業績は拡大基調にある。しかし、(当然ではあるが)下期の銅市況を控え目に見ている企業が多く、業績の増額修正期待が強まっている。◎また、三井金属(5706)は9月29日に720円の4年ぶり高値から反落していたが、13週移動平均線に下値を支えられ上値をうかがう格好となりつつある。住友鉱とともに強気で攻めたい。

◆東急(9005)がきのうの中間決算発表で純利益が49%減り、経常利益は18%減となったことが嫌気され急落。14日の年初来高値710円から大きく下げたが、事業再構築(ディレギュレーション)の一環であり、それほど驚くものではない。買い場を探したい。◎島津製(7701)も中間経常7%増益で、通期予想据え置きとなったことで、直近高値もみあいを上抜けきれなかったことから売りがかさんだとみて、これも買い場を探す動きに入ったとみている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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