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2006/03/30

◆TOPIXが一時1734ポイントと買い進まれ、1月30日の昨年来高値1721を更新した。そして、ITバブル期の2000年2月に付けた1992年以来の上値関門1757をターゲットとする相場に入った。一方、平均株価は1万7125円に買われ5日続伸した。2000年4月に指数採用銘柄を大幅に入れ替え、値がさハイテク株を大量に指数に採用した。その後ITバブルの崩壊とともに新採用のハイテク株が無残な結果となったため、今に至るまでTOPIXに比べ下値は厳しく、戻りははるかに鈍い。結果、ここから、2万円台まではテクニカル面での上値関門はない。が、2万円台乗せ後は96年の戻り高値2万2750円まで多くの戻りの節目=上値抵抗ラインが待ち受けている。本欄では、3月23日の「公示地価」と来週明けの4月3日に発表される日銀「短観」を重要視していた。この2つの数字でデフレ脱却と景気が回復基調にあることを確認。昨年末から続いてきた3カ月の調整相場を終え、03年4月のバブル後最安値7603円を基点とした長期上昇第2波動での中勢上昇第2波が始まったとみている。平均株価は上記のように2万ポイント乗せまで無風状態が続く?TOPIXはといえばまず1757ポイント突破が目先重要ポイントとなり、これを上抜いてしまえば、91年3〜5月の2008〜2034ポイントまで節目はない。「基本は強気」を継続するしかない!

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◆前日はハイテク株にリードを許した銀行株だが、きょうは三菱UFJFG(8306)が2月の上場来高値を更新し、◎みずほFG(8411)があすにも1月の上場来高値を更新する構え。三井住友FG(8316)を含めた大手銀のチャートは、平均株価や多くの銘柄と同様に1〜3月の三角もちあい期に75日線がしっかり下支えをして、4月相場の強気を示唆している。◎本欄市場体温計のみずほFGは、メガバンクの中でも好財務体質を確立し、収益拡大に向け攻めの体制へと転換した。三菱UFJGはシステム統合を先送りしたが、同社は既に完了済み。TOPIX2000、平均株価2万円台乗せを想定するなら、メガバンクや地方有力銀行の株価水準は上昇するのが当然であろう。◎リテールに強いスルガ銀(8358)は昨年12月以来1600ポイントが上値関門となってきた。ということは、1月5日の2000年10月以来の高値1652円を突破すれば2000円挑戦が十分期待できよう。

◆同様に、平均株価2万円、TOPIX2000円想定なら、やはり証券株はポートフォリオに欲しい。困ったことは証券各社が3月決算前に大幅増配を発表し好人気となったこと。◎野村HD(8604)も2月20日から3月20日までほぼ3割高と突走った。しかし、全般強さを背景にもう一段上を見たほうがよさそうだ。■デンソー(6902)は4750円に買われ連日で上場来高値を更新した。5500円も単なる通過ポイントにすぎない。

◆きょうはマザーズ、ヘラクレス各市場の新興市場も急騰した。バイオベンチャー株はきょうも続伸したが、ここは液晶テレビやパソコン用FPD(薄型ディスプレイ)向けにデータ伝送用の半導体を開発、改造するザインエレクトロニクス(6769・ジャス)に注目。2月高値73万円から3月初めには51万円まで下落した。中期押し目買い。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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