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2010/11/01

◆11月相場も日本市場は「蚊帳の外」?日経平均は前週末比47円安の9154円と3日続落、TOPIXは6日続落して始まった。アジアの株式市場は、中国の10月製造業購買担当者景気指数(PMI)伸張を背景に主要10市場中、東京市場を残しそろって上昇。なかでも、香港・ハンセン指数、上海総合指数、は2%を超える大幅高し、韓国、台湾、タイ、インド、シンガポールは1%を越える上昇だった。が・・。29日の米国市場では、今週2〜3日の米FOMCでの追加金融観測を背景に、ドル売り円買いが進んだ。東京市場では4〜5日に繰上げした日銀金融政策決定会合を控え、円売り介入を警戒する動きも途中見られ、円波乱の場面があったものの、一時80円20銭台と3日続伸し90年4月の高値79.75銭にあと50銭弱に迫る場面もあった。結果、輸出関連セクター、金融関連株、内需株・・が下げ、TOPIX33業種中で値上りは保険、倉庫・運輸、石油・石炭のわずかに3業種にとどまった。■値下がり2位となったのは証券・商品先物、3.74%の大幅下げだった。前週末に野村HD(8604)が発表した10年4−9月期連結純利益は、株式市場の低迷を背景に前年同期比96%減の11億円にとどまった。そして、野村証券株は5%超の大幅下げ。証券界の苦戦振りがくっきり浮き上がった。

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◆市場からまたまた国内投資家が去りつつあるという。ここまで、中長期上昇基調銘柄のうち、26週移動平均線や52週線水準に下げてきた銘柄のなかから、移動平均線に沿ってジリジリ下値を切り上げる銘柄は引き続き「買い」でウォチングし続けたいもの。●何度か当欄で紹介してきたのは戸田工(4100)。米政府に後押しされ米国に工場を建設、電気自動車用リチウムイオン電池のニッケル系正極材などを生産することから、売上拡大に伴う業績押し上げが期待される。もちろん、そのことは、09年10月に付けた972円の13年9カ月ぶり高値で理想買いしたことで、いったん織り込み済みだ。800円手前からの上値も重い。が、5月に年初来安値555円を付けた後は、52週線を割り込んだ水準を買い場とした格好で、ゆっくりではあるが下値が切り上がる相場が続いている。10年4−9月期連結決算は来週8日に発表予定だ。決算発表後を想定し、10月の戻り高値831円から下げ相場4週目であり、26週線、52週線にタッチしたここから注目したい。

◆栄研化(4549)は臨床検査薬大手。インフルエンザの感染判定を短時間で判定する検査薬に続き、1年ほど前には検出試薬キットなどの製造販売を申請した。今春、当欄では結核感染に絡み同社株をピックアップしたことがある。同社の第2位大株主は大塚製薬だが、大塚グループの持株会社大塚ホールディングスは年内にも株式を上場する見通しだと、30日付け日経新聞は報じている。昨年11月以来1年間に及ぶ、800円を挟みもみ合う相場が続いている。今後、出番を迎えるチャートを描いていくかどうか、ここから注目したい。  

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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