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2008/04/25

◆3月期決算発表が本格化したなか、4月最終週の東京市場は薄商いが続くなか上値を試す動きが続きそうだ。25日、東京市場は相変わらずの薄商いながら急反発となった。週足は3月年初来安値をつけた3月17日の週から6週連続陽線となり、予想外の力強い動きで下値を切り上げてきたのだ。米国では金融機関の第1四半期決算の発表はヤマを越え、ショッキングな特損絡みの悪材料は出にくくなっている。加えて、30日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を最後に利下げは当面打ち止めになるとの見方が広がった。そして、金利上昇=ドル高円安の流れを読みとり、「これまで株式先物売り、債券先物買いしていた動きが逆方向に振れた」。結果、先物主導でほぼ全面高となった。前日、今09年3月期業績予想の発表を見送ったJFEHD(5411)は買いが先行し、その後上げ幅を拡大、一時5780円まで買われ、1月11日の年初来高値を一気に更新し、W底を打った銘柄の強さを披露し、新日鉄(5401)の戻り高値更新と併せ相場に勢いを付けた。

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◆ゴールデンウィークといえば、筆者は、30歳代央にかけては長期休暇をとり、北から西へとドライブ三昧し、あるいは離島に渡り、株式相場とは全く無縁のまま遊ぶ、そんな時代が続いた。が、今やカレンダーと一緒の動き。今年は日並びがよくなく、旅行期間は短くなりそうだという。が、筆者は例年通り、やっつけ原稿をまえに頭をひねり、キーボードたたく日々となる?

◆アドバンテスト(6857)が25日引け後に発表した08年3月期連結決算は、営業利益が会社計画の240億円を下回る前の期比60%減の227億円で着地。続く今期は、予想は困難とし発表を差し控えた。これは、JFEも同じだ。ちなみに、19日に日経紙が観測報道した今期予想は200億円。ただ、発表を前にした株価は多くの銘柄と同じで続伸し、右肩上がりの動きを継続。3500円前後の当面の目標株価達成はそれほど難しくなさそうだ。

◆3月18日号から紹介し始めた中外炉(1964)が再び上値を狙う構えとなっている。25日付け日経産業新聞が、「バイオマス発電商品化、秒読み」と報じたことがきっかけだ。株価は25日移動平均線沿いに下値を切り上げている。新聞では、「開発を進める小型のバイオマス(生物資源)発電装置は、来年春にも初出荷を果たす」とし、「発電量や原料量は従来の三分の一以下にとどまり、廃材が少ない中小の製材工場にも設置できるため、バイオマス発電の利用拡大につながる」という。PER割安の思惑材料株の一角にあるだけに上昇余地は大とみる。

◆昨年8月に新規上場、中国で環境保全システムの設計や建設、設置を手掛けるチャイナ・ボーチー(1412)は、業績拡大が続くなか、チャートが底入れ反転中だ。株価は、昨年9月に上場来高値29万円を付けた後、今年2月12日に9.6万円の上場来安値を記録、3月17日に10.3万円で二番底を形成。この日14.2万円まで買われた。今週21日に75日線を上抜き上昇基調入りを鮮明化。あと、2月18日の直近高値15.6万円突破となれば、W底打ち確認となり、一段高に向けた相場に入っていく!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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