バックナンバー

2010/05/11

◆日経平均は前日比119円安の1万411円と反落した。10日のNYダウは、欧州政策当局が最大で7500億ユーロ(約90兆円)の融資制度創設で合意したことを受け404ドル高と大幅反騰した。が、前日の東京市場は同材料により急反騰していたうえ、緊急融資枠組み同意だけでギリシャをはじめとした欧州の財政危機が終息するかは疑問との見方が広がった。加えて、中国株をはじめ主要アジア株が揃って下げたこと、三井住友FG(8316)について、11日付の朝日新聞朝刊が「更なる増資が必要な事態に備えて発行可能な株式総数の枠を大幅に広げる方針を固めた」と報じたうえ、読売新聞朝刊など複数のメディアが「みずほFG(8411)は1兆円規模の公募増資を実施」と観測報道したこともあり、金融株に需給悪化を嫌気した売りが広がった。また、前日相場で上げをリードした素材・資源関連株も値下がり率上位に並び、円高が嫌気された輸出関連株も反落した。ただ、医薬品など内需株の一角は上昇もしくは下げ幅が限定的だった。

PR : 誰よりも早く!業界初の「分足テクニカル・スクリーニング」。


◆前号で記したように、10日の東京市場は、NYダウの10日の急反発を先取る格好で買いが広がったものであり、きょうは朝方こそ、NYダウ急騰に後押しされ買いが先行したものの、日経平均は寄り付き天井となり、引けにかけ下げ幅を拡大する展開となった。そして、75日線に上値を抑えられ、200日線に急接近する格好で大引けとなった。ただ、先にも記したが、幸い、10日現在の日経225銘柄の今期予想PERは22.7倍まで下がってきた。企業業績予想の発表が続くなか、さらに予想PERが低下すると見通しにあり、先行きの相場下支え要因となる可能性が高いとみてよさそうだ。■もっとも、売買シェア6割に達し、2月以来の相場を牽引してきた海外勢は、4月第3週に売り越しに転じ、今朝まで4日連続で売り越した。残念ながら、海外勢抜きの相場上昇は考えにくく、あす以降の、海外勢の動きを引き続きチェックしていこう。

◆きのこ大手の雪国まいたけ(1378)は、4月に付けた年初来高値550円を更新した。10日に発表した前10年3月期連結経常利益が大幅増だったうえ、今11年3月期連結経常利益も前期比3割増の26億円予想と好業績持続見通しを示した。加えて、自社株式買いも発表したことが好感された。証券時代に同社やホクト(1379)を会社訪問していた。ホクト社長は世代交代したが、前3月期連結業績は、経常利益が連続過去最高更新見通しにある。一方、雪国まいたけでは、大平善信創業者・社長が4月にテレビ東京の「カンブリア宮殿」に登場するなど、きのこへの挑戦を続けている。株価は、08年10月に付けた10年2カ月ぶり安値254円を大底とし、200日移動平均線や12カ月線を下値サポートラインとした上昇基調にある。05年9月の株式分割落ち後高値590円突破からが新たな相場入りの合図となる。今期予想1株利益43.8円に対しきょう現在の予想PER12倍台はいかにも割安感が強い!ロスカット価格を設定して時価から買いはじめるか、押し目を待って買っていくか・・、どうする!?

PR : 貴方の知らない売買テクニックがここにあります。


魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

愛用のチャートソフトはSTOCK BOARD

リアルタイムチャート

スクリーニング
STOCK BOARD
2週間お試し受付中!
メールマガジン

アナリストレポート「魁」など有力銘柄情報を配信〜トレーダーナビ

   

メルマガバックナンバー

powered by まぐまぐトップページへ