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2007/05/25

◆東証1部市場が沈み、2部市場及び3新興市場が浮上。これまでと逆のパターンで週末取引が終了。米国株安を受けアジア・太平洋地域17地域・国市場の星取表は4勝12敗1休場と苦戦。だが、前日、急落した中国上海B株指数は8.75%の大幅反騰。一部マスコミは、「老グリーンスパーン前米FRB議長の警告を、中国の個人投資家は無視した」と報じた。が、これはどうでもよいこと。熱中状態が危険であることは誰も承知していることだから。だからといって、止めることが適わぬことに無力感を覚える・・。なぜ、軍部に引っ張られてしまったのか、なぜ、ヒットラーについていってしまったのか、なぜ、スターリンに、なぜ、4人組に、金日成親子に、なぜブッシュに、についていってしまったのか、「パンドラの箱の中にあったものは?」・・。「平家ハ、アカルイ。アカルサハ、ホロビノ姿デアロウカ。人モ家モ、暗イウチハマダ滅亡セヌ。」(太宰 治「右大臣実朝」)。

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◆東京市場ではこの1カ月間、決算発表に絡む喜怒哀楽が個別で相次ぎ現れたきり。新興市場を中心とした不祥事、監理ポスト行き、上場廃止など事件ぽい暗い話題に頭を垂れる場面が多かった。いくつかの話題、テーマも大潮流に発展するにはいたってない。といって、先週までの新興市場のように、日経平均株価やTOPIXがドンドン下げたわけではない。3月の世界同時株安以降、75日移動平均線もしくは26週線に下支えられ下値は着実に切り上がっている。ただ、上値は重く、海外株安の波をかぶれば

◆今回の米国株高の背景のひとつが大型のM&Aだった。M&Aは日本でもこの5月から外国企業による「三角合併」が解禁された。そして、毎日のようにM&A報道がなされている。が、市場全般がM&Aで大きな潮流がおきたことはない。<沸き立つようなサプライズ(驚き)となる大型M&A、敵対的M&Aの成功>がここまで実現していないことにある。が、100%のプレミアムを支払うような買収者が出てくれば、安定株主も株式を売却せざるを得なくなり、日本のM&Aが欧米流に変わろう、との見方がある。相次いでいる小規模のM&Aはその道慣らしと前向きに考えればよい。ひとつのきっかけがあれば、一気に、昨年期待したような「本格的なM&A時代」を迎える可能性は高い。●三越(2779)は時価総額に対する保有土地の含み益規模から引き続き買いを推奨。●再び長期線が上昇基調を続けている名門ゆえの含み資産株片倉(3001)の強気継続。●循環取引で特別損失計上を余儀なくされたが、大量株式保有で企業の相次ぐ増配も追い風となる鉄鋼・機械商社老舗の岡谷鋼機(7485・名)は引き続き中長期強気を継続。

◆三菱重(7011)、日立(6501)、東芝(6502)の3原発関連主役大型株が25日移動平均線を割り込み、調整色を鮮明化させている。が、原子炉容器材料などに絡む日製鋼(5631)が大幅高し10日の上場来高値1590円に急接近している。●2010年代央に向け原発メンテナンス事業拡大が予想される原発用バルブの岡野バルブ(6492・東2)は出来高減懸念も784円まで切り返し、95年10月以来の高値である5月7日高値830円に接近。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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