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2011/09/27

◆日経平均は前日比235円高の8609円と大幅高で3日ぶりに急反騰し3月30日の249円高以来の上げ幅となった。26日の海外株式市場で、欧州金融安定化基金(EFSF)の拡充観測が浮上し、国際通貨基金(IMF)年次総会では各国当局者が欧州に対し、債務危機の収束に向けて取り組みを強化すべきと要請したことを受け、欧州債務不安が和らいだ。欧米株がそろって大幅に続伸し、直近で大幅続落していたアジア株もこの日、中国・上海総合株価指数が1%高に届かなかったものの、ここまで大幅に下げてきた韓国が5%超の大幅反騰するなどそろって3〜5%の大幅反発し東京市場を後押しした。買い戻しは広がり、大引けにかけ上げ幅をさらに拡大していった。■ただ、具体的になにか対策が決定したわけでも、具体的は対策が発表されたわけではない。各国トップは欧州債務危機を放置し世界経済悪化の引き金は引きたくはない、が、国内の反対を無視してギリシャなどを支援するわけにはいかない。欧米各国の株価は、今春高値から大ききく下方かい離しているが、その破断の壁を回復するかどうかは時間が必要。ただ、大きく下げている分、問題解決に向かって一歩、前進しただけで、短期的な続騰場面は可能であろう。リバウンド相場であるが・・。新たな上昇相場がその先にあるかどうかは?■いずれにしても、羅針盤とすべきはやはりNYダウ。8月第2週から1万1000ドルを挟んだボックス相場が続いている。ここまでは1万600ドル前後が下値岩盤となっている。上値関門は1万1600ドル前後だ。現在は24カ月移動平均線にサポートされているが、1万1000ドル割れの長期化は避けたいところだ。

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◆WNIウェザ(4825)は前日に2430円まで上昇し01年に付けた上場来高値2600円を意識した。が、前日引け後発表の第1四半期連結経常利益が予想外に前年同期比19%減益だった。最高益更新とする通期予想は据え置いたが、この日朝には200円安の2091円まで下げて13週線を割り込み、26週線に迫った。それでも、大引けでは31円安の2260円と下げ幅を縮小した。直近相場で逆行高してきただけにつらいところがある。短期的には「戻り売り」、中期は「ウォッチング」とし様子をみたい。●後発医薬品大手の日医工 (4541)が反発。27日付け日経新聞朝刊が、「後発医薬品の世界最大手テバ(イスラエル)は26日、興和(名古屋市)との合弁会社を完全子会社化すると発表した」と報じ、国内後発薬3位の大洋薬品も買収しており日本でも最大手となると伝えた。日本の医薬品市場は米国に続く世界第2位だが、政府は医療費抑制を目指し後発医薬品促進策を展開中であり、後発薬市場の高成長は続く見通しだ。10年売上高1.2兆円超のテバのほか、インドなど海外大手の日本上陸も予想されており、薬品関連では一番ホットな分野となりそうだ。もっとも、今現在は、どの関連銘柄ともチャートの形は悪い。後発薬業界再編の嵐が近づくまではウォッチングにとどめ、上昇基調入りを待ちたい。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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