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2006/03/23

◆23日夕方、国土交通省が06年1月1日時点の「公示地価」を発表。前年比2.8%下落し15年連続下落となった。が、昨年の5.0%下落より下げ幅が縮小した。また、東京、大阪、名古屋の3大都市・商業地は15年ぶりに上昇に転じ、都心部での上昇地点が増加するとともに札幌、福岡などの地方都市でも上昇地点が出てきた。地方圏は2年連続で下げ幅が縮小し、地価の下げ止まり傾向が鮮明化した。もっとも、ロンドンではFT100種指数が5年ぶりに6000ポイント台を回復し、NYダウが高値の壁をよじ登るなか、東京市場は昨年暮れ以来の日柄調整が続いている。特に、直近では半導体関連を初めとする電機株に対するアナリストの目が厳しくなっている。ドイツ証、メリルリンチグローバル、野村証券アナリストのレポートがそうだ。一方、不動産株は、公示地価が発表される前に下げてしまった。株価がデフレ脱却象徴の銘柄であり同時進行型となっている銀行株が軟調となったこともあり売りが優勢となった。ただ、前日紹介の不動産大手3社三井不(8801)、地所(8802)、住友不(8830)は上昇基調から踏み外したわけではない。

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◆さて、きょう筆者が某サイトで注目株としたのはチタン・インゴッド増産の東邦チタン(5727・2部)と日エスコン(8892)。◎日エスコンは京阪神地区にマンション分譲するほか、関東にかけては不動産再生事業を展開し、今06年12月期業績はすこぶる好調見通しにあり、連結経常利益は前期比20%増。前回同社株を買い推奨したのは昨年11月上旬で、株かは48万円台だった。きょうは82万6000円まで買われ2日の昨年来高値を更新した。テクニカルでも3月に12カ月移動平均線が24カ月線を上抜くゴールデンクロスを示現したばかりであり、相場の先高を示唆している。「強気で追撃買い」とする。

◆低位材料株に目先資金が流入するようになった。日柄調整が続くなか、全般物色難のなか、値動きの良さそのものを材料とした買いが入っている。昨年注目したなかでは、スイス系プライベートバンクの出資うけ投資事業を展開しているBSL(3113)が、2月20日の安値地獄162円を見ての戻りある。また。風力発電関連のセイサ(6372・大2)は355円台まで戻してきた。いわゆる特定筋介入が言われる銘柄として改めて目先資金に注目されたようだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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