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2014/06/17

◆日経平均株価は3日に終値で1万5000円台に乗せた後は、1万5000円を挟み8日連続で上げ下げを繰り返す、もみ合う展開となっている。ここから一段高に向かうのか、なお、様子見を構えるのか?帰趨を決するのは、16日にまとめた新成長戦略素案を持続的な成長に向けて断固実現させていくことが出来るかどうかであろう?腰砕けとなるようでは、成長への期待感は潮が引いたように後退。海外勢をはじめとした失望売りを招く。首相の言葉通り「やり抜かねばならない」。強気決意と意志ははっきり示された。日経平均の1万5000円台攻防から早々に飛び立ち、新たな高みへとのぼっていきたいものである・・。■もっとも、海外投資家を抜きに語れなくなって久しい東京市場、17〜18日開催の米FOMC(連邦公開市場委員会)会合待ちとあって、10日に2.64%まで上昇していた米10年国債利回りは16日には2.59%まで低下。NYダウは10日の過去最高値からは一歩後退も、なお、高値更新は手の内にある。FOMC会合の結果が判明するのは日本時間19日だ。明日は、利益確定売りは出やすくなりそうだが、強含みの流れが続いてきた米国市場に変わりが無ければ、東京市場も呼応した格好で、上放れが期待できそうだ。TOPIXの動きは、日経平均よりも強く、日足ベースでもきょう現在では、いつ上値を窺っても良い格好となっており、上昇エネルギーが十分蓄えられた形となっている。明日、素直に、買いエネルギーが噴出すか、もう1日待っていくか?の格好だ。当欄銘柄は、テクニカルとファンダメンタルズ、そして、テーマ的な個的銘柄が中心というのは変わらない。もっとも、臨機応変の姿勢で臨むことにも変わりはないが・・。

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◆当欄の主戦的存在でもある日本空港ビル(9706)は6週連続陽線を引く格好となっており、既に、07年高値を更新し、ほぼ13年ぶりの3000円台回復が目前となった。2020年東京五輪やカジノ一体型リゾート時代に向けた、海外からの旅行客増を背景に先取り買いが脹らんでいるもの。問題は、業績変化率の高さがPER割高感を補ってはいるものの、もう一段上に向かうには割高感があり上値の乏しさにつながること。●当欄でも紹介してきた埼玉地盤の食品スーパー・ヤオコー(8279)が急反発。既存店売上高好調で暴騰した3月以来の高値圏に切り返してきた。3月はイレギュラー的な格好となったが、その後も、しっかりと13週線沿いの上昇基調を刻んできた。11年3月の東日本大震災時につけた安値2101円を基点とした長期上昇相場が続きそうだ。もともと短期資金などの飛び付き買いが入りにくい銘柄だけに、3月の上場来高値更新に向かうジリ高基調を想定して臨みたい。

◆カジノ法案は予想通りの展開となり、今国会に提出されるものの採決は見送り。しかし、継続審議扱いとすることで、秋の臨時国会での成立の流れとなったとの報道がこの日夕方あった。高値更新が続く●大成建(1801)など建設大手株と比較して、出遅れ感がある●三井不(8801)など不動産株に期待。この日、引け後に不動産研究所が発表した5月の首都圏マンション販売は前年同月比13%減と4ヵ月連続でマイナスとなった。が、昨年5月のアベノミクス効果による大幅増の反動であり、売れ行きを示す契約率は78.9%と好不調を占う70%を上回っており需要は堅調だと評価した。200円前後は軽く上下する銘柄だが、引き続き、3月安値を基点とした上値への挑戦が続くとみてよさそうだ。先週歩いたコレド室町、日本橋やアウトレット事業が、カジノ周辺事業につながっていく・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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