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2011/09/08

◆5月末から何時も同じ店で、毎週末に西瓜を1個丸ごと買って、暑すぎる東京の今年の夏を乗り越えてきたのだが、先週末でついにその店の店頭から消えた。アフリカ少雨地域では水代わりに西瓜を食べるが、筆者には生活は厳しかったが遊びほうけることができた山村生活を思い出すために食べる食物でもある。トマトは今も毎日1個は食べている。が、これもそろそろ終わりだ。トマトといえば、NHKの「キッチンが走る!」にも登場した北海道・余市の中野ファームのトマト・ジュースをやっぱり飲みたい!昨年、中野家の兄弟が筆者たちの教会で礼拝したこともあり、番組を見てびっくりだった。トマト・ジュース専門農家だが、サイトをみると、NHKで放送された後、注文が殺到し対応しきれないので、1日の販売数量を限定しているとある。旨いから値段は高い!1リットル2本セットで値下げキャンペーン期間中、税込み送料無料で6700円、1リットル6本セットで1万7700円。贈答用もある・・。

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◆さて、この日、日経平均は前日比29円高の8793円と続伸した。7日の欧米株は揃って大幅反発した。ドイツ憲法裁判所が過去に決定したギリシャ金融支援策を合法としたことから欧州債務懸念がやわらぎ、ユーロは上昇した。この流れから、東京でも買いが先行した。しかし、アジア株の動きが鈍かったうえ、8日にバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長講演やオバマ大統領の米議会での雇用・景気対策演説が予定されていることから、模様眺め気分が広がった。上値は重く、後場は、8700円台後半での小動きに終始した。ブルームバーグ報道によれば、経済協力開発機構(OECD)は8日、日本と米国の経済成長率予想を引き下げ、景気がさらに弱くなる場合、世界の中央銀行は金融緩和で対応を準備する必要があると論じたという。日本は7−9月期が4.1%成長、10−12月期はゼロ成長の見込みという。日本と米国の予測の不確実性は「異例に大きい」という。しかし、今現在の施策金利は3%などではない。0.1%水準で張り付いたままだ。需要不足のこの国で、需要創出しないで、OECDはなお金融緩和せよというのか?

◆7日引け後に11年7月期決算を発表したビットアイル(3811)は前号で「買い気配からのスタートとなりそうだ」と記した。4600円高の15.1万円で寄り付き、15.45万円高値引けとなった。前号でも記したように、国内のITアウトソーシングサービス市場の拡大が続いており、データーセンター不足が言われなか、同社は引き続き2割超の売上高成長、利益面では今期も3割超の高成長が続く。予想PERは20倍でありまだ上昇余地大とみてよい。13週、26週線沿いの上昇基調にあり、7月に付けた分割落ち後高値15.79万円をクリアしてもPERは21倍台前半にとどまる。成長率の高さから割高感は乏しい。決算発表を見た飛び付き買いはあろうが、この日出来高は3283株にとどまる。見直し買いの本格流入まで、13週、26週線水準の場面があれば拾っていきたい。●マクドナルド(2702)は9日に8月度既存店売上高を発表?ただ、前年8月が9.2%増と7月の9.8%に続く高い伸びだったので、7月に続いてマイナスとなっても、押し目あれば「買う」の姿勢で臨むべきであろう。ただし、株価が2000円を割り込み、「上値が切り下がる」格好となった場合は処分売りで対応。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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