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2005/01/24

◆みずほFG(8411)が東証1部売買代金トップで続伸。先週末の米国株3日続落(NYダウ工業30種が前年上昇分を失い、ナスダックとともに年明け以降3週連続安は実に1982年以来23年ぶりのことという)をよそに平均株価は4日ぶり反発となった。ハイテク株は冴えなかったが、先週末に不良債権の処理が進んでいるとされた大手銀行や海外投資家買いが言われ直近高値更新が相次ぐ地銀株とともに相場を牽引。期待通りみずほFGが年明け4週目にして週足陽線もしくは来週以降に期待を託す足となるか引き続き注目。公的資金返還報道があり出来高トップで急反騰したりそなHD(8308)も3週連続陰線後の今週、陽線を引けば全般相場の体温計はより良好となる!

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◆先行き円高が予想されるなか自動車関連株の一角で上値をうかがう展開が見られる。先週末紹介のTPR(帝国ピストン・6463)は日興CG証券が21日付けで紹介したことが材料視され買いが殺到、ストップ高で一気に昨秋来の上値関門を突破、1990年5月以来の高値水準となった。世界的な自動車の環境規制強化の流れを追い風に業容拡大。高収益会社へ変貌しつつある同社株は引き続き妥当株価をめざし走っていくであろう。また、◎リケン(6462)も好業績・割安の好チャート株として400円台央の昨年来高値ゾーンのここからもう一段上の相場が期待できる。◎マツダ(7261)は中長期強気不変。■燃料電池車開発など水素関連エネルギーで第一人者の岩谷産(8088)は週足移動平均線が250円前後で収れんし、昨春来の三角持ち合いが煮詰まってきた。京都議定書の2月発効を控えたここから強きで攻めよう。◎平和不(8803)は420円台の直近高値圏に戻してきた。来期利益急増背景に新展開入りが期待される。◎新興プラン(6379)は300円に迫った後上ひげの長い日足となってしまった。ここはいったん調整に入りそうだ。突っ込み待ち。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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