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2005/07/01

◆名実ともに下半期入りの7月1日、平均株価は4日続伸で1万1600円台を回復して終った。おととい29日の本欄で指摘した3つ目の「窓」を埋め、先高期待感が高まるところだ。昨年は7月1日の高値1万1896円が4月26日高値1万2163円に対する2番天井となり、現在に至るまで昨年高値を突破するにはいたっていない。7月高値に向かう出発点は5月17日の1万505円。今年は昨年と同じ5月17日の1万825円。上昇率は今年が劣り市場の不完全燃焼気分は強い。朝寄り付き前に発表された6月の日銀「短観」が市場予想を上回る内容だったこと、米FOMC(連邦公開市場委員会)の声明は、今回の利上げ後も、「慎重なペースでの緩和を継続する」と市場の予想の範囲内。いずれも一段上の相場(1万2000円台)に入るには、エネルギー(好材料)不足。幸い、原油先物価格が直近急落し、為替は1ドル=111円とさらに円安が進んだ。よもや昨年の二の舞はないと思うが・・。気になるのは、6月16日以降じり安商状が続くみずほFG(8411)がきょう5月27日以来ほぼ1カ月ぶりに50万円を割り込む場面があったこと。

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◆きのう三洋電機(6764)に付いて本欄も紹介したが、今朝の日経新聞が、同社が5日の経営方針説明会で発表する予定の内容を推測して1面に掲載。「経営再建に向け1万人強の削減」の見出しに一時前日比11円高まで買われた。ただ、本欄では、観測記事レベルで、半導体及び非半導体を含めた事業構造の改革が成るほど三洋電機に余裕があるとは思えない。5日の会社側の正式発表を待って判断をしたいが、◎本欄ではきのうの記事のように、東急(9005)に注目している。東急は1兆円事業の渋谷再開発を控え、既に、グループ、事業の再編を終えた。有利子負債の削減や収益構造構築に主眼をおいた08年3月期にむけての中期計画が今期から始動している。連結経常利益が3年間で2%の伸びにとどまるとの見通しを嫌気したアナリストは多いが、中期投資なら、アナリストが揃ってもろ手を挙げる状況よりもむしろ良いだろう。■科研薬(4521)が昨年3月高値を一気に更新、02年5月以来の800円が目前だ。引き続き◎ツムラ(4540)やマザーズ市場ベンチャーバイオ3社のそーせい(4565・マザ)、総合医研(2385・マザ)、アンジェスMG(4563)とともに中期強気銘柄として注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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