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2011/07/22

◆日経平均は前日比121円高の1万132円と3連騰、2週間ぶりに1万円台での週末となった。21日のユーロ諸国首脳会議(サミット)で、ギリシャに対する新たな救済策に合意したことから、南欧諸国に拡大しつつあった債務懸念が後退。ユーロが上げて欧州株は3日続伸した。米国では債務上限引上げ交渉はなおメドがついていないものの、ギリシャ債務懸念後退からNYダウは150ドル超上昇した。アジア時間でも相場の強い流れは変わらず、上海総合指数が5日ぶりに小反発したほか、各国市場そろって大幅高した。日経平均、TOPIXとも1%を超えて上げた。TOPIX業種別株価指数では、朝方に買い先行でスタートした後、銘柄乗り換えの動きから下げに転じたガス・電力や紙パルプの2業種が下げ、内需関連は小幅な上げにとどまった。しかし、証券・商品先物、銀行など金融株や輸出関連、素材・資源関連セクターが上昇し、ほぼ全面高となった。ただ、出来高は前日比2129万株減の17億7570万株、売買代金は436億円増も1兆1682億円と引き続き低水準にとどまっている。

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◆ギリシャの債務懸念はいったん織り込み済みといった風になろうが、完全に危機を脱したわけではないだろう。イタリア、スペインなども同じだ。とはいえ、これまで、のど元に触れていたナイフがいったん離れた分、買い人気が続きそうだ・・。注目は、NYダウの動き。NYダウは21日に7日の戻り高値にあと2ドルと迫った。年初来高値は5月2日の1万2876円で、320ドル強上の水準だが、まず、7日戻り高値を突破することで上昇基調入りが期待できそうだ。債務上限切り上げでオバマ政権と議会が妥協できるとなれば、5月のリーマン・ショック後高値更新に向け相場は始動すると見てよさそうだ。

◆当欄は、内需関連銘柄を多く紹介してきた。この姿勢は変わらない。ただ、サイバー(4751)は28日の第3四半期決算発表前後で噴いた場面では利益確定売りを先行させたい。東日本大震災直前から5カ月間におよぶ30万円台とのにらみ合いが続いてきた。そして、7月に入り下値サポートラインの26週線がようやく下支えして、上に突き動かす格好となってきた。週明けの相場から目を放すことは出来ない!?●終値で8日高値2057円を1円上回り、4月高値2126円突破を目指すナブテスコ(6268)。きょうも年初来高値を更新、この1年間地味だが着実に上値を追ってきたのが浜松ホトニクス(6965)。昨年の天井圏であり4000円目前挑戦はまだ続きそうだ。また、国連機関とともに途上国の結核撲滅を目指している栄研化(4549)、大塚HD(4578)は26週線沿いの上昇基調持続を期待し、引き続き、押し目押し目を拾っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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