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2014/09/08

◆日経平均株価は前週末比36円43銭高の1万705円11銭と3日ぶりに反発した。前週末のNYダウは7月16日に付けた過去最高にあと0.66ドルに迫る1万71377.36ドルと反発。5日発表の8月米雇用統計が市場予想を大幅に下回る結果となったことを受け早期利上げ懸念は低下。円は対ドルで小幅ながら反発始動となった。寄り付き前に発表された4-6月期GDPの改定値は前期比7.1%低下とリーマン・ショック後以来の落ち込みだったものの、為替・株式市場とも小動きで終始、業種別株価指数では1位その他金融1.27%高のほか銀行、保険と金融関連が目立ったほか、3位に建設1.03%高が入り、値上がりが26に対し値下がり業種は鉱業1.18%安など7業種にとどまった。

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◆建設セクターでは出来高を伴っての高人気が続いており、出来高トップ30銘柄中、3位の熊谷組(1861)が5019万株で反発し4日昨年来高値に迫って終了するなど出来高上位30銘柄中、トップ10入りした4銘柄など計8銘柄を占めた。今春には、既に記したような人手不足に伴う人件費高騰や、消費増税の反動で住宅や不動産は厳しいとの見方から足踏み状態が続いた。しかし、夏前には、2014東京五輪に向けての会場・交通ネットワーク網整備計画、秋の臨時国会でカジノ合法化に向け前進、統合型リゾート(IR)へ新たな動きに入るとの見方も加わり、建設関連株はばく進!してきた。ただ、熊谷組はちょうど1年前、東京五輪決定時には100円割れ銘柄だった。2ヵ月で357円まで付け、再度、上値を追い出したのが7月、そして、上記のような状況を背景に建設関連セクターは揃って上昇してきたもの。■前週末には臨時国会は今月29日に召集との報道があった。統合型リゾート(IR)や首相が最優先課題とするという「地方創生」、活性化への総合戦略と併せて建設セクターには手がかり材料がなおありとされている。当欄では、なお、これらの関連企業の動向と株価を見ていくことになる。しかし、短期的には勢い付いているものの、上振れやすくなっているとともに、その分、下振れも大きくなるゾーンに入ってきたと捉えている。相場には山だけでなく谷もある連峰型であって欲しい!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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