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2009/07/30

◆日経平均は前日比51円高の1万165円と続伸。終値で6月12日に付けた年初来高値1万135円を更新した。TOPIXは6.58ポイント高の936.94円と10連騰した。10連騰は2004年8月以来ほぼ5年ぶりのことだ。発表が佳境にはいった4−6月期決算で、電機、自動車、精密など輸出株を中心に好業績企業が相次いでいるうえ、29日の米国株が中国株安や商品市況安を背景に続落したものの、ドル高円安が進んだことを受け、主力輸出株が相場を牽引した。

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◆前日、あるいは当日取引時間中に発表した4ー6月期決算で計画を超過達成し、あるいは、通期業績予想を増額した企業から一気に買い上げられる展開が続いている。そして、TOPIX業種別上昇率上位には、輸送用機器、電気機器、その他製品、ガラス土石、精密機器、機械株が並んだ。

◆29日の米国市場では、中国株安が嫌気され、ドルが主要通貨に対し上昇したことから、株式が下げ、金先物が大幅下落、原油在庫増も嫌気されて原油先物も大幅下落するなど商品市況が下落した。

◆日ガイシ(5333)が30日引け後に、上期(4−9月期)連結業績予想の修正を発表。売上高は据え置いたが、営業利益を従来予想の25億円から前期比88%の大幅減益に代わりはないが35億円に増額修正するなど利益面を増額した。大幅減益見通しは排ガス浄化装置の低迷が響くことが主因。しかし、スマートグリッド(次世代送電網)関連株のコア銘柄のひとつとして注目していく。この日の株価は一時年初来高値2175円を付けた。6週線と13週線に沿った上昇基調を鮮明化しており、中勢上昇基調を継続するの期待が高まる。

◆ソフトバンク(9984)は引け後発表した4−6月期連結営業利益が前年同期比27%増の1082億円で着地。四半期営業利益で初めて1000億円台乗せを達成した。牽引するのは携帯電話事業の拡大。目指す方向がすこしずつ明確化してきた。今週の週足が陽線で、年初来高値で終るか?

◆輸出株を中心とした相場では、消費関連株や介護関連株など内需株は利益確定売りの対象となりやすい。昨年秋に逆行高した後、海外勢の年初からの銘柄入れ替えにあい大きく値を崩したABCマート(2670)、日マクドナルド(2702)、CCC(4756) 、ファーストリテイ(9983)などの二の舞がおきてしまうのかを注目している。その時、大型自転車屋チェーンを展開し大きく業績を伸ばし、27日に分割落ち考慮後の実質上場来高値を付けたばかりのあさひ(3333)はどう動く?

◆当欄主流の介護関連株も同様に留意すべきか?もっとも、メッセージ(2400)、ニチイ学館(9792)などを買い逃した投資家には、ここからの調整は願うところとなるはずだが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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