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2008/07/04

◆下半期スタートは、厳しい結果となった。日経平均株価は小幅ながら12日連続安で終った。ただ、この間の下げ幅は1214円、8.41%。1日100円ペースの下げとなだらかな下げだが、4週連続陰線となった。日経平均指数採用銘柄、東証1部市場銘柄とも値上がり銘柄数が値下がり数を上回ったのだが・・、戦後3番目の連続安(2番目は途中に前日と変わらずをはさみ13日連続安)記録である。ただ、NYダウが3月安値1万1740ドルを4.47%下回る1万1215ドル(7月2日)まで下げ、下値模索が続いているのに対し、日経平均は3月安値1万1787円を12.23%プラスカイ離しており、悪いなりに、相場の底堅さを示している。といって、日本株がここからぐんぐん切り返し、世界のマーケットをリードするとは考えにくい。週明け7日から9日にかけて開かれる"環境サミット"といわれる「洞爺湖サミット」を日本が積極的にイニシアティブ取れない(あるいは、積極的なイニシアティブは取らない)ように、世界株式市場に存在感を示すことはないであろう。結局、世界は昨年からの悲惨な世界株式市場の原因をつくったアメリカ市場の復活がなければ、アジア独自の新たな上昇相場の絵を描くことは出来そうにない。

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◆といっても、陽だまりの春があるように、「反動高」局面はあろう。欧州株安はあるものの、4日の米株式市場は独立記念日で休場となり、週明けの日本株反発の条件は揃っている。それでもダメで13連続安となるなら、当面、希望はない!?4日の東証第1部出来高は18.2億株、売買代金1.96兆円と枯れた水準だ。ちょっと火がつけば、燃え上がるのは簡単。確かに、外部環境は悪い。悪いから下げてきたのだ。ただ、指数面は、●25日移動平均線とのマイナス・カイ離幅は5.11%と黄信号程度、●売られすぎか、買いのタイミングかを計るRCI(順位相関指数)は4日現在マイナス86.31%で、前回ボトムであった3月24日のマイナス86.71%水準に到達した。●日足ベースの一目均衡表では、「雲」と呼ばれる抵抗帯の下限に急接近してきた、などと「買い場探し」を示唆するものが現れてきた。

◆4日も、値上がり率上位に、三晃金(1972)、古河電池(6937)が登場し、TAIYO(6252・東2)は上場来高値をつけるなど太陽光発電関連株が人気となった。当欄は、「サミット前後に理想買い相場は終わり」と見立てて昨秋から年明けへと押し目買いとしてきた。■ここからは、海外政府系ファンドやこれから立ち上げようとしている国内政府系ファンドの動きを後ろからにらみつつ、事業環境、業績、そしてテクニカル面から銘柄を適宜紹介していくことにする。そして、●その第1弾が先に紹介したNTT(9432)であり、●JR東海(9022)などもそうだ。●また、オリエンタル酵母工(2891・東2)も1株当り特許金額から注目している。●そして、4日に年初来高値を更新し、52週線を回復した昭和シェル(5002)は低コスト太陽電池での攻勢に期待感があるが、中東からの資金流入期待もある。4月上旬に日足ベースの一目均衡表「雲」上限を回復し、上限を下支えに上値を追ってきたもの。■また、これまで紹介してきた小型で、W底を入れた銘柄も当然引き続き押し目買いで臨む、としている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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