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2016/01/21

◆日経平均株価は前日比398円93銭(2.4%)安の1万6017円26銭と大幅続落し、2014年10月30日(1万5658円20銭)以来約1年3ヵ月ぶりの安値水準となり、1万6000円台割れが目前となった。また、TOPIXも37.48安の1301.49と続落し、同10月30日以来の安値水準に後退してきた。心理的節目といえる1万6000円や1300ポイント割れ寸前となったが、欧州、米国、日本、中国・アジア市場の玉突き状の続落展開に歯止めがかかるか?

 各国経済の不透明感から世界景気への懸念が高まるなかも、欧米日とも株価や資源・商品価格の下落対策を打ち出すにいたらず、各国協調の対応策が登場するか?は見えてこない。売り飽き気分が高まったところで、短期的な買いが流入するも押し流され、次第安の展開となった。

 20日のNY原油先物価格(2月限)は前日比1.91ドル安の1バレル=26.55ドルと下げ止まらず、03年5月以来12年8ヵ月ぶり安値となり、投資家のリスク回避の売りが広がりNYダウ平均株価は一時565ドル安場面まであり、終値は249ドル28セント安の1万5766.74ドルと反落、10年国債は大幅上昇し利回りは昨年10月以来の低水準を付けた。

 世界の株価下落と商品市況安・・のパラレルな玉突き状の下げの循環の環から抜け出すことが出来るのか?実現に至る政策と行動をマーケットは期待をもって待っている。期待に適う動きが見えてくるのか?日経平均株価は昨年6月高値からこの日は23.6%の下落となっており、相場の下方展開入りを示唆する領域に入ってきた。なおも、株式・商品市況安を放置・・となれば、政策発動があったとしても、遅れれば遅れるほどその効果は著しく削がれることになろう・・。投資家の警戒感は高まるばかり。君子は豹変する!では、マーケットは不信感の墓場となっていく・・?


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◆この日の値下がり銘柄数は前日よりも減少も1859(96.0%)と連日の100%に迫る高水準となり、値上がり数は20増の60にとどまり騰落レシオは53.82と2008年1月22日の52.75以来(2000年以降では最低)の低水準に下げてきた。ここから、悲観の極みに向かっていくのか?反動高場面が出てくるのか?欧米市場に今夜のサイコロは預けられた・・。

 いずれにしても、自分得意の銘柄に向かうのが第一歩だ。とはいえ、●トヨタ(7203)の大幅安値更新などそろって厳しい展開・・。今週土曜日には、知友アナリストの半年に一度の株式講演会。長期保有に向けた銘柄を、相場を横目にじっくりと拾っていくにはいい銘柄がでてきそうだ。当欄長年注目株の●プリマハム(2281)は昨年7月高値428円からこの日289円まで下げて9円安の290円引け。295円の52週移動平均線を割り込んできた。早期にプラスかい離を回復できるか?さらに、ジリ安基調が続くか?様子を見たい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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