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2007/07/05

◆原子力関連株が乱高下した。前号で記したように、<最初のヤマである、「理想買い」相場の花が開いた>ようだ。典型的な例は、原子力発電用歯車とメンテナンスを手がける日ギア(6356・東2)のこの日の動きだ。前日の余韻を受け目先資金が朝方から買いを先行させ、100円高の1087円ストップ高で寄り付き、もちろん上値は1円もなく、反転。後場には何度か、逆に100円安の887円ストップ安に売られ、結局、ストップ安ウリ気配のまま終ったのだ。また、前日、突然の1部市場出来高トップで発行済み株式数の47%の大商いとなった西華産業(8061)は前日上げ分の4割を失い値下がり率1位となった。本欄は、前号で、<(原子力発電関連株は)良く走ってくれた。ここからは、「長期強気も、短期弱気」。「波乱場面を待って突っ込み買い」としたい>と記した。まだまだ、三菱電(6503)、IHI(7013・旧石川島)、トーヨーカネツ(6369)など原子力関連部門を語ることができるものの光が当らなかった銘柄はある。が、市場における大きなコア的存在だが、いったん、高値波乱期を迎えたと見ている。重箱の底をつつくように出遅れ株探しに走った結果、今週、大ブレークしたとみている。通常、4カ月から半年は調整しても不思議ない。■とはいえ、地球環境問題はさまざまな分野にわたり広がっており、テーマは種々ある。ここから、次の物色銘柄、テーマが浮上してくる可能性は大といえる。例えば、水問題、大気問題・・、日本は昭和40年代(1960年代後半)頃から「公害のデパート」と化したが、中国の現状は、深刻な環境問題を抱え込み、「水、土、空気」どれもがアメニティーな生活とはかけ離れた状況となっている。前号で、島津製(7701)を再び紹介したのは排水規制がうまくいってないからに他ならない。ただ、ポスト原子力発電関連テーマとして、相場を主導するまでには時間が必要か。本欄はここまで原子力関連株に固執してきただけに、にわかには方向チェンジはできそうにない・・。■日経平均株価は「朝高の引け安」のパターンながら、6日続伸。前場には、2月26日の取引時間中の高値1万8300円にあと5円と迫る場面もあった。■もちろん、原子力発電関連株物色が突然終るわけはなく、来年6月の洞爺湖サミットまでには、何度かの大きなゆり戻しはある。その時は、「月足」、「週足」をチェックし、下値切り上げ型チャートの銘柄を「買い」としたい。

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◆100円均一の回転すしチェーンを展開する・あきんどスシロー(2781・東2)が下値を切り上げ、6月高値だけでなく、昨年1月高値4890円、上場8カ月目の04年4月の過去最高値5050円に挑戦する格好となっている。昨年9月に、職人に代わり売れ筋を予測する「すし供給支持システム」の導入を開始。魚価高で泣かされるなか、既存店売上高が昨年11月から前年同月比2〜5%プラスで推移しており、3月には、M&Aの成功例が多い、牛丼チェーン「すし家」を中心に他業態拡大が続くゼンショー(7550)傘下入りしている。実質1株益320円(会社発表では236円)に割安感は強い。●「萌え」の秋葉原に本格店舗で進出の筆者の古なじみマンダラケ(2652・M)、団塊世代ゴルフ復活に期待のPGGIH(2466)の底練りから浮上に乗りたい。やっと業績好転に向かい始めたエプソン(6724)は05年6月以来高値のここから強気買い。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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