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2005/08/03

◆平均株価はきょうを狙いすましたかのように一時1万2000円台乗せを示現し、3月9日に付けた終値での年初来高値も更新した。世界的な同時株高と好業績株を物色する流れに加え、先物高に伴う裁定買いが入った。しかし、値上がり銘柄数565に対し値下がり数は940と連日で値下がり数が目立つ。また、マザーズ、ジャスダック、2部市場などの派手な下げっぷりも懸念される。平均株価の1万2000円台回復のタイミングはきょうしかなかった。あすあさってになれば、郵政民営化法案と小泉首相の決断で政治リスクが高まるし、米国の雇用統計発表待ちで模様眺め気分が強まる。あさってはさらに動きがとれなくなるからだ。ところで、本欄では、小泉首相が解散総選挙に打って出て、「自民党をぶっ壊わす」時、金融・資本市場が厳しい状況を迎えたとしても、混乱は長くは続かないとみている。むしろ、解散が回避され首相が辞任し、新内閣発足となったときのほうがもっと始末が悪いと見る。小泉首相が唱えた民営化はほとんどが実質的には頓挫した。本丸である郵政民営化も相当ゆがんだものとなっている。結果、続く首相は民営化とはまるで無関係な方向に走るリスクがある。そして、「財政改革」先送りのゆがんだ団結と融和の党しか残らない?

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◆マザーズ市場では値上がり12銘柄に対し値下がりは113銘柄と圧倒的だ。いつも通りの下げとはいえ、厳しい。もっとも、パシコンや携帯電話で映像配信がらみの好チャンスを迎えつつあるJストリーム(4308・マザ)などは25日線ではなく25万円処にある75日線水準まで転げれば絶好の買いチャンスとなる。◎携帯電話向けの情報配信及びシステム開発のインデックス(4835・ジャス)は28万円台の75日線、その技術部隊のコネクト(3736・マザ)は6月の上場来安値44万6000円を意識しつつ状況を見極めたい。7月の戻りでも上昇基調に転ずることができなかったことは痛い。

◆本欄ハイテク株として注目の液晶・PDPガラスの日電気硝子(5214)がジリ高、◎光関連先駆の浜松ホト(6965)は2500円直前の壁を前に調整、◎収益力上昇中の島津製(7701)は依然ジリ高基調の延長戦を上昇中。技術と収益力が並走する銘柄こそ中長期推奨株にふさわしい。■年間注目株ラサ工(4022)は来週11日に、第1四半期決算を発表する予定。75日線の350円から200日線の330円処にかけての中期調整局面で押し目を拾っていこう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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