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2009/06/01

◆日経平均は前週末比155円高の9677円と4日続伸。TOPIXは912.52と6日続伸し、5月11日に付けた年初来高値900.45を更新した。前週末5月29日の世界株式相場高、国際商品市況高騰を追い風に、海運、資源・エネルギー、鉄鋼、非鉄株や金融株など幅広く買いが先行した。午前に発表された中国の5月PMI(製造購買担当者指数)は低下したものの、「製造業が3カ月連続で50%を上回ったことや輸出指数が50%を上回ったこと」も後押しした。

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◆5月29日の米国市場でNYダウは、NY原油先物(7月限)が1バレル=66ドル台へと5日続伸し、NY金先物(8月限)が一時1トロイオンス=982.0ドルまで買われ、昨年3月の上場来高値1014.6ドルを完全に射程圏内に捉えたことから、資源・素材関連株に買いが先行した。その後、発表された景気指標が予想を裏切ったことから途中下げに転じた。が、結局、長期金利の低下を背景に、引けにかけ上げに転じた。発表される材料にかなり敏感になってはいるが、プラス材料を買いたい投資家が勝った感じ。 NYダウは5月8日に付けた、3月安値後の戻り高値8574ドルを、S&P500種指数も5月8日の戻り高値930.17ポイントを今週中にとってきそうな感じにあるが、その後、上値追いを継続できるかが注目される。また、商品市場に雪崩をうって流入している投資資金の動きは続くのかをチェックする日はそう遠くない?現時点で恐れることはなさそうだが、ここから注意を払いたい。

◆石油株の中で、人気薄の出光興産(5019)の相場に期待したい。今2010年3月期連結業績は大幅減収、経常益半減、最終利益5倍増予想だが、中勢上昇基調入りを押し上げるほどではない。次世代ディスプレイ有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)に向けた有機材料、太陽電池材料、燃料電池への取組、九州での地熱発電事業などを手掛けていることがポイントとなっていこう。そして、3月に52週移動平均線を上抜いた後、8000円台固めに時間がかかったが、きょう、一時220円高の8190円まで買われ、3月の年初来高値に迫る場面があった。終値では8110円にとどまったが、日足ベースで「順のパターン」を回復。週足ベースでは13週線に下支えられ、後は、26週線が52週線を上抜くゴールデンクロス待ち。■何よりもいいのは、06年10月に株式を新規上場して以来、「相場らしい相場がなかった」ことだ。07年4月に上場来高値1万5940円を付けた後、昨年10月28日には4590円の上場来安値に沈んだ。8200円突破から2カ月の均衡を上放れるパターンを予想してよいとみる。

◆GSユアサ(6674)は1日の上げ幅が限定的でここまで大量の信用売り方の買い戻し、踏みをさせない格好で上げてきたが、上昇ピッチが加速する日はそう遠くない?

◆また、日製鋼(5631)は昨年の高値からの落ち込みが買いの手を縛るが、きょう52週移動平均線を上抜いてきた。1月高値1376円突破から、一段高が期待できそうだ。世界各国で原子力発電計画が相次ぐなか、原発のコアともいうべき核燃料容器などで世界シェアトップの同社に注がれる目は熱い。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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