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2004/11/05

◆平均株価の5カ月ぶり月足陽線期待でスタートした11月相場は、第1週を陽線足と上場の滑り出し。原油価格の急落背景に大統領選終了で肩の荷が下りた米国株が大幅続伸したことから、東京市場も引き続き朝方から買い物が先行する展開となっている。ただ、平均株価の取引時間中の値幅は連日60円前後と小幅。海外投資家の買いとそれにリードされる形で先行した目先資金の買い一巡後は利益確定売りが上値を抑える格好となっている。市場では、今夜発表される米国雇用統計や週明け10日の米FOMC(公開市場委員会)の結果次第で上下に振れやすくなっているとの見方。米市場の今週の熱気ムンムンが、週が変わることで冷めやすくなっているだけに、その後の展開が注目される。

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◆米国株高で国際優良株に海外からの買いが勢いを増している。ブッシュ再選で財政と経常収支の双子の赤字対応へドル安による輸出拡大策をとるとの見方が背景にある。本欄では指標株として、8月安値後に海外投資家の買い先行で上昇基調が鮮明になりつつある東芝(6502)に注目。目先5月の直近戻り高値470円を獲りに行く格好となっている。■本欄期待の商社株も通期業績増額発表の三菱商事(8058)と中間期の増額修正で通期増額期待の伊藤忠(8001)が急伸。割安感は強く、三井物産(8031)や専門商社とともに先行き強気継続。◎豊田商事(8015)の15年ぶり上場来高値も商社株見直しに追い風。■個別では、増額をバックに5年4カ月ぶり週末高値引けの若築建(1888)、◎200日線が下支えする岩谷産(8088)、◎再動意の週足となった木村化(6378)、◎日足移動平均線が収斂の岡村製(7994)など好チャート銘柄に注目。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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